METライブビューイングで、プッチーニ作曲『トゥーランドット』を視聴しました。
指揮:アンドリス=ネルソンス
演出:フランコ=ゼフィレッリ
出演:マリア=グレギーナ(トゥーランドット)、マリーナ=ポプラフスカヤ(リュー)、マルチェッロ=ジョルダーニ(カラフ)、サミュエル=レイミー(ティムール)
絶世の美女トゥーランドットを取り巻く真実の愛の音楽が壮麗な舞台のうえで展開しました。
今回のプロダクションはすでに四半世紀にもおよぶ長命な人気プロダクションであり、MET(ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場)ならではの手間とお金のかかった絢爛豪華な上演でした。
『トゥーランドット』はプッチーニ最後のオペラであり、プッチーニが死去したため、召使いのリューが自刃した箇所以降が未完となって23ページにわたるスケッチだけがのこされ、フランコ=アルファーノが補作し完成させました。
ヴェルディ作曲『アイーダ』とともに、オペラ入門としておすすめしたい作品です。