外国旅行に行く場合、現地語をつかってコミュニケーションをすると世界が一気にひろがります。英語圏以外の国でも英語が通じることはありますが、何といっても現地語です。

このときに役立つのが『旅の指さし会話帳』(情報センター出版局)です。現在までに、世界60ヵ国以上と地域の言葉をラインナップしています。

本書のなかにでているイラストを指でさして相手にしめし、また、相手に本書のイラストをさして発音してもらってコミュニケーションをしながら言葉をおぼえていきます。こうしていると、イメージと言葉が確実にむすびついて記憶されるのでとても効果的です。

140815 イメージと言葉

この学習法がおもしろいのは、自分が現地語をまなぶだけでなく、現地の外国人に日本語をおしえることにもなることです。まなびなら おしえ、コミュニケーションをしながら記憶ができ、とてもたのしいです。まったく現地語ができない場合でも本書を現地にもって行ってやってみるとよいです。

わたしはネパール語でやってきましたが、どこの国の言葉でも効果があがるでしょう。旅の一冊としておすすめします。