発想法 - 情報処理と問題解決 -

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近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』は、「毎日すこしずつ片づけていくのではなく、短期間で一気に片づけること」をすすめています。これを片づけの「祭」と命名し、生活と人生をリスタートさせるきっかにしようということです。

そもそも、なかなか片づけられずに身のまわりに物や本があふれていく背景には、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」があると著者はいいます。過去にとらわれて思い出を引きずり、また、将来どこかで必要になるのではないかと落ち着かない人々が多いです。

このような執着と不安から解放され、今を、よりよく生きることにつなげるのが片づけの「」です。ときめかない物を捨てるということは、その事柄から「卒業」することであり、未来にむかってあたらしい生活や仕事をはじめることです。ここには決断という大きなイベントがあります。

必要のない本を捨てたら、あたらしい情報がどんどん入ってくるようになったという例もあります。アウトプットをするとインプットがよくできるようになり、情報収集や情報処理がすすむということでしょう。

片付けは、過去に片をつけること
片づけが劇的であればあるほど、その人の考え方や生き方、人生までが劇的に変わってしまう
本当の人生は片づけた後に始まる
と著者はいいます。片づけはあらたな出発点です。片づけを単なる片づけとしてとらえるのではなく、このようなイベントとしてとらえなおし、後ろ向きの人生を切り捨て、未来にむかってあかるいビジョンをえがける人生をあらためてスタートさせたいものです。


▼ 引用文献
近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』サンマーク出版、2010年12月27日
kindle版:人生がときめく片づけの魔法
単行本:人生がときめく片づけの魔法


私が仕事をしているネパール・ヒマラヤに、キバン村という村とガーラ村という村があります。キバン村はマガール族よばれる民族の村であり、部族社会をつくっています。一方のガーラ村はバフン・チェトリとよばれるアーリア系(インド系)の人々の村であり、カースト社会をつくっています。

現場では、外からクールに見る目と、村人(対象)の身になり内側から共感的に見る目とを相互に重視します。外からの目と内からの目の両者が相まって真実がわかってきます。前者の調査法はフィールドワークといい、後者のそれはアクションリサーチとよぶこともできます。

詳細は省略しますが、フィールドワークとアクションリサーチにより、ネパールの歴史と民族の対立を村々の間に読み取ることができます。


参考文献:
川喜田二郎・加藤千代著『神話と伝説の旅』(ネパール叢書)古今書院、1981.11.10
川喜田二郎・他著『ネパールの集落』(ネパール叢書)古今書院、1992.9.28
 

計画立案技法の一つに「パート法」とよばれる方法があります。後日あらためて詳細は紹介しますが、この方法をつかうと仕事を直列的にではなく並列的にこなせるようになります。つまり並列処理ができるようになります。これは、時系列的な一次元の仕事を二次元・三次元へと図解化・空間化することによって可能になります。

一つの作業が終わらないと次の作業にすすめないという仕事もありますが、同時並行に(並列的に)すすめられる作業もたくさんあります。 

並列処理・空間化のツールとしては、iCalなどのウェブカレンダーも有用です。たとえば月間カレンダーを、縦横に仕切られたマトリックス(行列)としてとらえなおし、仕事を空間配置します。観点を変えて、時間の流れではなく空間的にとらえなおします。見方をかえるだけでも並列処理がやりやすくなります。並列処理こそが仕事や情報処理の基本です。
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