発想法 - 情報処理と問題解決 -

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エムパワード LED ソーラーランタンは、空気でふくらませてつかう円筒形の LED ソーラーランタンです小型・軽量・防水、おりたためてソーラー充電式というとてもユニークな製品で、アウトドアで、暗いところでの作業で、防犯のために、災害時にも役立ちます。このような製品がもとめられていました。

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昼は充電して夜は点灯、電源がないところでも毎日つかえます。バッテリーは約3000サイクルの充放電が目安、太陽電池でリチウムポリマー電池に充電、直射日光約8時間で満充電です。LED であかるさも十分です。

上下にストラップがついているので上を照らすとき以外にも、上にぶら下げて下を照らすときにも便利です。

サイズは、使用時は 直径10.5cm × 高さ10.5cm。折りたたみ時は 2.5cm まで小さくなります。非常もちだし袋に入れても邪魔になりません。防災のための備蓄にもとても適しています。重量はたったの約75gで子様やお年寄りでも持ちはこびが簡単です。

ビーチボールのように空気でふくらませる防水なのでキャンプや登山で雨に降られても大丈夫です。停電時のお風呂・台所・トイレなどの水回りでも安心です。

懐中電灯(ハンディライト)としてもランタンとしてもつかえる 2way ライトです。アウトドアで、暗いところでの作業で、防犯のために、災害時にも役立ちます。このような製品がもとめられていました。

アウトドア製品で有名な「ドッペルギャンガーアウトドア」ブランドの「マキシマスパーク」という製品です。

普通につかえばハンディライト、ヘッド部分を押しだせばランタンにはやがわりします。アルミニウム製でしっかりしたつくりになっています。

もっとも小さなタイプは単三電池1本だけ、中型のものは単四3本、大型のものは電源リチウムイオン乾電池18650 × 1本 または CR123 × 2本をつかいます。

全モデルに米国 CREE 社製の LED が使用されていて小型のものでもかなりの明るさがあります。また全モデルにハンドストラップが付属していて暗いところでの落下を防止できます。

これからライトを購入される方にはこの 2wey ライトをおすすめします。

Mac OS X「Yosemite」付属のあたらしい「写真」アプリをためしてみました。ひとことでいえば「写真」アプリは「iCloud」(アップルのクラウド)の使用を前提としてつくられたアプリでした。

iCloud フォトライブラリ」という機能が「iCloud」にあらたにくわわり、これをオンにしておけばに写真と動画のオリジナルのすべてが「iCloud」に保存されます。

また、もっているすべてのアップル・デバイスで写真と動画が同期され、それぞれのデバイスには最適な画像メモリで保存・表示されます。

デバイスが手元になくても、ネットで「iCloud」に接続できればどこからでも「写真」にアクセスできます。

これらのすべての機能が全自動でおこなわれるのできわめて簡単、つかいやすさは抜群です。ケーブルでいちいちつないだり、「フォトストリーム」というわかりにくくエラーのあるアプリをつかう必要はもうなくなります。

問題は、「iCloud」のストレージ「iCloud Drive」の容量を増量しなければならないことです。5 GB までは無料ですがこれでは足りないことはあきらかであり、それをこえる場合は料金がかかります。

わたしはクラウドをためしている(実験している)ので 200 GB をあらたに購入しましたが、「iCloiud のストレージ」料金はあきらかに割高です。

しかし将来的には料金がやすくなるかもしれません。あるいは同料金でストレージ容量が倍増になるかもしれません。


今回は「写真」アプリについてためしてみましたが、本当の課題は「写真」アプリをつかうかどうかよりもクラウドになれることです。時代は、いよいよクラウドの時代に突入してきました。

クラウドが本格化する将来は、写真や動画のみならずすべてのデータをクラウドに保存しておくようになります。手元のハードディスクに自分のデータを保存しておくのではなく、外部サービスにデータをあずけておくようになるということです。

これは、自分のお金を銀行にあずけておくのと似ています。銀行をつかえば、必要なときに必要な金額のお金をあずけたり おろしたり送金したりすることができます。自分のお金をつねに手元においておく必要はありません。

この銀行のシステムと似ているのでクラウドは「データ・バンク」のシステムであるといってもよいでしょう。クラウドつまり「データ・バンク」をつかえば、必要なときに必要なデータをアップロードしたりダウンロードしたり転送したり共有したりすることが簡単にできるようになります。

すると Mac や iPhone や iPad は単なる端末にすぎなくなります。銀行でいえば ATM やインターネットバンキング・サイトです。

したがって Mac や iPhone や iPad などの端末にとらわれすぎずにクラウド(データ・バンクのシステム)をつかいこなすことをかんがえた方がよいでしょう。

クラウドの時代に重要なのは端末よりも情報処理の主体である人間(自分自身)の情報処理能力です。このようなシステムを道具としてつかって人間(自分)自身が情報処理能力を高めていくことが大きな課題になります。

このようなクラウドの時代に今からそなえておくことは重要なことだとおもいます。

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Mac のあたらしい「写真」アプリは、写真管理ソフトウェアとしての機能とともに基本的な写真編集機能もそなえています。

「写真」で写真を編集するには、その写真を選択して「編集」ボタンをクリックします。すると非常に基本的な6つの編集オプションを使用できます。

補正」:画質を補正しよくする一連の変更を自動でおこないます。

回転」:画像を90度ずつ回転させることができます。

トリミング」:画像をまっすぐにしたり、トリミングしたり、アスペクト比を調整したりすることができます。画像の角度を微調整する機能はこの「トリミング」にくわわりました。水平方向を自動で調整するボタンもあります。

フィルター」:「モノ」、「トーナル」、「ノアール」「フェード」、「クローム」、「プロセス」、「トランスファー」、「インスタント」の8種類のフィルターを画像にかけることができます。

調整」:「ライト」や「カラー」、「白黒」などの調整をおこなうことができます。下向き矢印をクリックすれば、各項目に関するさらにこまかい調節が表示されます。さらに、「追加」ボタンをクリックすれば、「ホワイトバランス」、「レベル」、「ノイズ」なども調節できます。これらはすべてスライダー(調節つまみ)を使ってコントロールします。スライダーを右へスライドさせれば効果を強め、左へスライドさせれば効果を弱めます。

レタッチ」:は、傷や汚れをかくすことができます。小さな傷や汚れを隠す必要がある場合には役に立ちます。

基本的な編集でしたらあたらしい「写真」でまにあいますので写真編集アプリは別途必要ないでしょう。写真の管理から編集まで以前よりもやりやすくなりました。


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あたらしい「写真」の編集機能をつかう - アップル「写真」アプリ(4)-
クラウド時代にそなえる - アップル「写真」アプリ(5)-


アップルの Mac OS X「Yosemite」のあたらしい「写真」アプリはこれまでの「iPhoto」とはことなる機能がいくつかあります。基本的には iOS の「写真」と同様になり、つかいやすくなりました。

「写真」は「iCloudフォトライブラリ」と統合されたアプリですが、「iCloudフォトライブラリ」をつかわない場合は、手動あるいは「フォトストリーム」をつかって写真をよみこんだりデバイス間で同期させることができます。

「iCloudフォトライブラリ」をつかう場合は、iCloud への写真の保存やデバイス間の同期はすべて自動でおこなわれます。「iCloudフォトライブラリ」をオンにしておけばよいだけであとは何もしなくてよく一番簡単です。ただし、iCloud ストレージ容量が5GB をこえると使用料がかかります。

写真は、年・コレクション・モーメントなど複数のレベルで区分けされます。タイムライン上でクリックすることでどの写真にもズームインできます。さらに撮影場所の名前をクリックすれば、写真に付加されたジオタグが示す場所の地図を見ることもできます。

パノラマ撮影・連写撮影・タイムラプス撮影など写真のタイプによって自動的に分類表示されます。

アルバム・日付・撮影場所によっても分類できます。

iPhotoの星の数による評価システムはなくなり、「お気に入りの」写真に「いいね!」をつける方法になりました。

iPhotoよりも「写真」のほうがずっと反応がよく、システムリソースを大量に消費することなく手際よく写真を整理できるようになりました。


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アップルのあたらしい「写真」アプリでは、「iCloudフォトライブラリ」あるは「自分のフォトストリーム」のどちらを使用するか選択しなければなりません。

「iCloudフォトライブラリ」を有効にすると撮影した写真は iCloud にアップロードされていき、そこにオリジナルが保存されます。「自分のフォトストリーム」は必要なくなり表示されなくなります。

「iCloudフォトライブラリ」についてはストレージ容量が5GBまでは無料ですがそれ以上の場合は有料になるので注意が必要です。一般的には容量は5GBではたりないことが多いので、「iCloudフォトライブラリ」は iCloud ストレージを購入することを前提としたシステムとかんがえてよいでしょう。

したがって、外付けストレージや Flickr などの外部サービスに写真を保存したりバックアップするのでしたら「iCloudフォトライブラリ」は使用しないことになります。

一方、「iCloudフォトライブラリ」はつかわずに従来からある「自分のフォトストリーム」を有効にしておくと、iOS デバイスで撮影した写真やコンピュータによみこんだ写真が「自分のフォトストリーム」に自動的にアップロードされ、すべてのデバイスで表示できるようになります。「自分のフォトストリーム」にアップロードされた写真の容量は、iCloud ストレージの消費量としてカウントされませんが、アップロードされた写真は 30 日間あるいは直近の1000枚しか保存されないことに注意してください。また、iPhone などで撮影した写真の一部がアップロードされないというエラー(いわゆる歯抜け現象)がときどきおこることが報告されていてわたしも経験しています。

結局、 「iCloudフォトライブラリ」は大変便利であるが割高であるといえます。「iCloudフォトライブラリ」を導入するか従来の方法でしばらくやるかは用途とコストを勘案してきめることになります。


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Mac OS X「Yosemite」を先日アップデート(10.10.3)しました。これには、新しい「写真」アプリがふくまれていました。このアプリはこれまでの「iPhoto」と「Aperture」にとってかわる実用的なアプリです。

「写真」は自動的にインストールされますが、ふるい「iPhoto」と「Aperture」は削除されずにつかうことはできます。ただしこれらでおこなった編集などは「写真」には反映されません。

「iPhoto」か「Aperture』をつかっている場合、これまでの「写真ライブラリ」は自動的に「写真」にインポートされます。複数のライブラリをもっている場合は、オプションキーを押しながら「写真」を起動してください。どのライブラリを使用したいかをたずねてきます。

「写真」は、「iPhoto」や「Aperture」と同じマスターファイルを使用するので、完了しても昔のライブラリは削除しないでください。タグをつけた顔・位置情報・日付・アルバムなどの詳細情報もすべてとりこんでくれます。

「写真」をたちあげると、「iCloud フォトライブラリ」をつかうどかどうかたずねてきます。「iCloud フォトライブラリ」をつかう場合は「iCloud Drive」をオンにします。

ただし「iCloud フォトライブラリ」をつかう場合には注意が必要です。「iCloud Drive」により大きなストレージ容量が必要になり、下記の使用料が別途かかるからです。

 20GB:月100円
 200GB:月400円
 500GB:月1200円
 1TB:月2400円

「iCloud フォトライブラリ」をオンにすると、自分の現在の写真ライブラリーの容量を自動で計算して、何GB の「iCloud Drive」ストレージが必要かを通知してきます。わたしの場合は 200GB でした。

わたしはクラウドに興味があり、ためしにつかってみるために 月400円を支払うことにしました。

しかし現在、1TB の外付けハードディスクが1万円以下で買えるようになっていますので「iCloud Drive」使用料は割高です。「iCloud フォトライブラリ」をあわててつかう必要はないとおもいます。コストをかんがえながらつかうかどうかを決めればよいでしょう。

『はじめての野外活動』は、野山あるき・野外泊・火起こし・ナイフの使い方・ロープワークなど野外活動の基本をイラストと写真をたくさんつかってわかりやすく紹介した野外活動ガイドブックです。野外活動をたのしむだけでなく危険への対処法など災害時にも役立つノウハウも満載されていてとてもためになります。

目 次
1章 野外を歩く
2章 野外で泊まる
3章 野外で火を起こす
4章 ナイフを使う
5章 野外で食べる
6章 野生の恵みを活用する
7章 ロープワークの基本を覚えよう
8章 とっさに身を守る
9章 野外の基本技を身につける

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類書の『楽しい自然ウォッチング』が自然観察に重点をおいているのに対して、本書は、野外活動やキャンプに重点をおいています。観察と行動は表裏一体の関係にありますので、両書をあわせて読んでみるとよいでしょう。 

なお、山で道に迷ったときにはどうするか。とくに引用しておきます。

特に下り道での道迷いに注意しよう
道に迷ったのでは?と感じたら地図とにらめっこして、必ず来た道を一旦戻ること。間違っても沢沿いに下ろうとしてはいけない。標高100m以下の低山でも必ず滝が出現して進退きわまってしまう。(28ページ)

道にまよったら元来た道をひきかえす。これが鉄則です。



▼ 引用文献
松本徳子企画・構成『はじめての野外活動 生きる知恵を身につける』
JTBパブリッシング、2012年3月15日
はじめての野外活動 (るるぶDO)

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身近なところから自然観察をはじめる -『楽しい自然ウォッチング』-
 

加藤芳樹著『アウトドアで役立つ185のコツ』は、山・川・海など野外をたのしむための準備やポイントを写真とイラストでわかりやすく解説しています。アウトドアライフの入門書としておすすめします。

目次
第一章 アウトドア装備のコツ
第二章 テント生活を楽しむコツ
第三章 食事タイムを楽しむコツ
第四章 フィールドを歩くコツ
第五章 楽しみを広げるコツ
第六章 トラブルを回避するコツ

第一章「アウトドア装備のコツ」ではウェアとシューズについて解説しています。とくにレインウェアについては必読です。

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第二章「テント生活を楽しむコツ」では、キャンプ、テント、寝袋、マット、明かりなどについて解説しています。とくにヘッドランプについては必読です。

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第三章「食事タイムを楽しむコツ」では、調理道具、飲料水、食材、火などについて解説しています。野外での食事は本当にたのしいものです。

第四章「フィールドを歩くコツ」では、ザック、パッキング、あるき方、天候予測、地図の読み方などについて解説しています。アウトドアの持ち物については必読です。

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第五章「楽しみを広げるコツ」では、花、紅葉、動物、釣り、海岸、写真撮影などについて解説しています。

第六章「トラブルを回避するコツ」では、危険な動植物、至芸線、雪・川・海の危険回避などについて解説しています。


アウトドアをたのしみたい場合、野外で何をするかをまずは決めて、それにあわせてウェアや道具をそろえることになります。そのために本書はとても参考になります。

ウェアや道具を買うのでしたらモンベル(実店舗あるいはネットショップ)がおすすめです(注1)。何でもそろいます。わたしはこれまでに、石井スポーツ、好日山荘、ニッピンなどをわたりあるきましたが、最後にモンベルに到達しました。価格はリーズナブルで、質は高く、接客もよいです。イベントや社会活動などもとてもすぐれています。


▼ 注1
モンベル(mont-bell)(公式サイト)
モンベル(mont-bell)(Amazon ネットショップ)
 

▼ 引用文献
加藤芳樹著『フィールドライフをもっと楽しむ! アウトドアで役立つ185のコツ』(コツがわかる本)メイツ出版、2009年7月15日
アウトドアで役立つ185のコツ (コツがわかる本!)


アップルの公式サイトによりますと、Mac のあたらしい写真アプリ「Photos(写真)」が今春リリースされるそうです。

Apple “Photos”(公式サイト) >>

これまでと何がかわるのかというと、写真もクラウド(iCloud)で保存・管理するようになるということです。

「Photos(写真)」は、これまでのアプリ iPhoto と Aperture にとってかわるものであり、13年ぶりの写真アプリ一新となります。Aperture はもうすぐ販売終了になります。基本ソフト「OS X Yosemite」搭載の Mac ユーザーには無料配布される予定です。

これまでは、「フォトストリーム」など iCloud をつかった写真の管理は複雑でしたが、新写真アプリでわかりやすくなります。機能をオンにしておけば、どのアップル端末で撮影された写真であっても iCloud に転送・同期され、どのアップル端末からでもネット経由でアクセスできるようになります。ケーブルでつなぐ必要はありません。

他社のデジタルカメラなどアップル以外の端末(デバイス)で撮影した写真は、「Photos(写真)」に転送すれば、「Photos(写真)」が iCloud に自動で同期してくれます。

アップル以外の端末で写真を閲覧したいときは、ウェブサイト「iCloud.com」からアクセスすればよいです。

写真の編集機能や処理速度もこれまでよりも格段に改善されるそうです。

ただし注意点は、iCloud ストレージの容量をあらたに購入しなければならないことです。iCloud は5ギガまでは無料ですがそれ以上は有料になります。5ギガではとてもたりないでしょう。

20ギガ:月額100円、
200ギガ:月額400円、
500ギガ:月額1200円、
1テラ:月額2400円

です。200ギガあれば通常はたりるとおもいます。

いよいよクラウドの時代に本格的に突入してきました。クラウドを利用した情報処理の仕方やスタイルをそれぞれに習得・開発していく必要があるでしょう。

「Photos(写真)」がリリースされたら実際にためしてみて、あらためてレポートしたいとおもいます。


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クラウド


昨年秋に発売された iPhone 6 / 6 Plus は記録的なヒットとなったそうですが、もう、つぎの新製品、新 MacBook AirApple Watch の登場が話題になっています。アップルは、今月下旬(2015年2月24日?)にスペシャルイベントを開催するという報道もあります。(注:その後 Apple は、2015年3月10日にイベントを開催すると発表しました。)

Apple 製品をあらたに買うあるいは買いかえる際に参考になるのがつぎのサイトです。Apple はつぎつぎに新製品を投入してくるので、買うタイミングがつかみにくい面がありますが、買い時はのがしたくないものです。

AppleDays >> 

このサイトでは、Apple 製品のリニューアルの周期や発売されてからの日数などが列挙されています。

買ったらすぐにあたらしいマシーンがでて、「しまった!」なんてことにならない方がよいです。あるいは、発売されてから半年以上たっていた方が性能が安定しているということもあります。あるいは、スペックアップのみのマイナーチェンジということもあります。もっとも Apple Watch は新発売です。

いずれにしても納得して購入したいものです。購入を検討している方は参考にしてください。

Mac OS X には、ミッションコントロールMission Control)という便利な機能があります。

これは、デスクトップを仮想的にいくつもならべ、それらを切りかえながら作業ができる機能であり、複数のデスクトップや、フルスクリーン化したアプリケーションのウィンドウを一元管理できるシステムです

ミッションコントロールをひらくと今の画面でひらいているアプリがバッとあらわれ、また、上部にはてすべてのデスクトップのサムネイルが表示されます。ひとつのウィンドウをドラッグしてほかのデスクトップに移動することも可能です。

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ミッションコントロールをひらくとすべてのデスクトップが一望できる

仮想デスクトップは、ディスプレイの右上にカーソルをもっていくとあらわれる「+」ボタンをクリックすると追加できます。


ミッションコントロールをひらくには、Dock のアイコンをクリックするかキーボードをおせばよいですが、スワイプの設定をしておくと便利です。「システム環境設定」>「トラックパッド」>「その他のジェスチャ」>「Mission Control」とすすみます。

150216 Mission Control 4本スワイプ
「 3本指あるいは4本指で上にスワイプ」に設定する


また、デフォルト設定のままだと、ひらかれたデスクトップの順番がつかっているあいだに入れかわってしまいます。デスクトップは固定しておいた方が作業がやりやすいです。

固定するためには、「システム環境設定」>「Mission Control」>「最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動的に並び替える」のチェックをはずします。

150218 ミッションコントロール2
チェックをはずす

この設定にしておけば各デスクトップの配置が記憶され、デスクトップを切りかえるときに何枚めくればあのソフトというのが感覚的にわかるようになり、デスクトップ一覧画面をわざわざ表示させることが減ります。

たとえば、デスクトップ1には Calendar、デスクトップ2には iTunes、デスクトップ3には Safari、デスクトップ4には Chrome、デスクトップ5には iPhoto、デスクトップ6には Word、デスクトップ7には Excel、デスクトップ8には Keynote・・・というように。


ミッションコントロールは作業スペースをただ単にひろげるだけではありません。それ以上の意味があります。

複数のデスクトップを並列配置することにより、それぞれの作業ごとにデスクトップをわりあて、それらを切りかえながら複数のことなる作業を並列的におこなうことができます。並列というところがポイントです。

情報の処理(プロセシング)の基本原理は情報の並列処理にあります(図1)。

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図1 プロセシングの原理は並列処理である
 

<インプット→プロセシング→アウトプット>は情報の流れです。たとえばコンピュータでも、複数のプロセッサ(処理装置)を並列させてデータを処理しています。これと似て、人がおこなう情報処理も並列処理をした方が効率・効果があがります。

並列とは直列ではないということであり、いくつもの作業あるいは仕事を同時並行的にすすめた方がよいということです。このようにしておけば、もし一つの作業がいきづまっても、そのあいだにほかの作業をすすめることができます。そうしているうちにあたらしいアイデアもでてきます。並列的にできることが何かないか常にかかんがえながら仕事をすすめます。

ミッションコントロールをつかえば目前の作業を視覚的に並列的にとらえることができます。複数のデスクトップのコントロールは並列処理のモデルになります。

ミッションコントロールあるいは複数のデスクトップをモデルにして、並列原理をつかった情報の並列処理をすすめていくのがよいでしょう。

Apple は、2015年1月27日(米国現地時間)、「OS X Yosemite 10.10.2」の提供を開始しました。Mac App Store からアップデートできます。

注目の新機能は、バックアップツール「Time Machine」が、オンラインストレージ「iCloud Drive」にあらたに対応したことです。これで、Time Machine に入った場合、Finder で iCloud Drive 内 のフォルダやファイルをブラウズできるようになり、iCloud Drive がさらにつかいやすくなりました。

その他、安定性、互換性、セキュリティの改善もされたそうです。

OS X Yosemite 10.10.2 >>


なお、Apple は、「iOS 8.1.3」へのアップデートも開始しましたた。これにより、ソフトウェア・アップデートの実行に必要なストレージ容量が低減されるそうです。


iOS5 以降の iOSデバイス(iPhone/iPad)は、パソコンに接続することなくアップデートをおこなうことができますが、かなりのストレージ容量が必要だったため、容量がたりない場合は実行できないことがありました。今回のアップデートによりこれが低減されます。 


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Mac OS X を、「Mavericks」から「Yosemite」にアップグレードする
iCloud Drive をつかう

Mac OS X を、「Mavericks」から最新の「Yosemite」(バージョン10.10.1)にアップグレードしました。

「Yosemite」の最大の特色は、iOSデバイス( iPhone / iPad )と Mac との連携機能です。

iOS デバイスと Mac との連携機能をつかいたくて、かつ、約2年前よりもあたらしい Mac をもっている人は、「Yosemite」にアップグレードする価値があるとおもいます。ただし、iOS が iOS 8 である必要があります(注:ふるい Mac ですと、不具合が生じたり、処理速度がおそくなったりするので注意が必要です)。


「Yosemite」は、iOS 同様に、フラットデザインになり画面の見た目の印象がかわりました。フラットデザインは iOS との連携を視覚的にも強調しています。

「Yosemite」の新機能は、「Handoff」や「電話」、「iCloud Drive」などさまざまです。以下に、注目の機能について要約してみます。

  • Handoff」を使うと、iOS デバイスでの作業をそのまま Mac にひきついだり、Mac から iOS デバイスにひきつぐことが可能です。
  • Mac 同士または iOS デバイス同士でしかできなかった「AirDrop」によるファイル転送が、Mac と iOS デバイス間でもできるようになりました。
  • iPhone の通信回線を使ってインターネットに接続できる「Instant Hotspot」は、Wi-Fi 環境がない場所でも、Macからインターネットに接続できる機能です。
  • iCloudでは、「iCloud Drive」というオンラインストレージが使用できるようになり、Mac の Finder から簡単にアクセスできるようになり、あたらしいフォルダーもつくれます。あらゆる種類のファイルをすべて iCloud の中に安全に保存でき、保存したものには、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Windowsパソコンからいつでもアクセスできます。iCloud では 5GB のストレージを無料で利用できます(それ以上のストレージは有料です)。
  • Mail Drop」は、メールアプリで大容量の添付ファイルを送信できる機能です。大きなファイルのやりとりが多いMacユーザーにはつかってほしい機能です。
  • 新しい「Safari」はより高速で動きもなめらか、iOSデバイスでひらいているページを Mac でも参照できるようになりました。
  • iPhone にかかってきた電話を Mac で受けたり、Mac から iPhone を通して電話することができます。Mac での作業中にバッグの中に iPhone を入れたままにしておいても大丈夫です。また、SMS/EMS を Mac のメッセージアプリでやりとりできる機能も追加されました。


ひとことでいえば、「Yosemite」と iOS 8 は、クラウド時代の本格的な幕開けをもたらすことになるでしょう。これからの時代は、Mac や iPhone や iPad は端末として機能することになるので、これらのハードウェアにはとらわれすぎずに、あくまでも、クラウドのシステムをつかっていくという立場にたった方がよいでしょう。

「Yosemite」にアップグレードして、あたらしいクラウドあるいは連携機能をためしてみる価値は十分にあるとおもいます。


Apple - OS X Yosemite - 概要 >>


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「OS X Yosemite 10.10.2」にアップデートする - Time Machine が iCloud Drive に対応 -
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Mac OS X 10.9.5 Mavericks がシャットダウンあるいは再起動しなくなりました。歯車がグルグルまわっています。

そこで、電源ボタンをおしつづけて「強制終了」、再度、電源ボタンをおして「起動」し、すぐに「option」をおします。

右側の「復旧ディスク」を選択すると、「復旧ディスク」で起動し、「OS X ユーティリティ」が表示されます。

「OS X ユーティリティ」の「ディスクユーティリティ」をクリック、「ディスクを検証」を実行し、ディスクに問題がないことを確認しました。(もし問題がある場合は「ディスクを修復」をクリックします。)

「OS X ユーティリティ」にもどり、「Time Machine からバックアップから復元」を選択、指示にしたがって復元をすすめます。

インストール先は初期化されたのち、バックアップされ、もとどおりに復元されました。問題なくシャットダウンできるようになりました。

かかった時間は、容量約500G、Thunderbolt 接続で、約2時間でした。


「復旧ディスク」で起動後、OS が入っているディスクを初期化し、OS X を再インストール(クリアインストール)し、その後、OS 以外のデータを「Time Machine からバックアップ」する方法もあります。システム正常化のためにはこちらの方が確実です。

この場合は、Wi-Fi 接続パスワードと Apple ID パスワードを聞いてきますので、あらかじめそれらを用意しておく必要があります。注意してください。


今回は利用しませんでしたが、「インターネット復元」というのもあります。

起動可能なインストーラをあらかじめ作成しておく方法もあります。


いずれにしても、常に、バックアップ・ストレージを用意し、「システム環境設定」→「Time Machine 」を 常に「入」にしておく必要があります。

それにしても、システム復元が本当に短時間で簡単にできるようになりました。ADSL ではなく光回線をつかえばもっと短時間でできます。10年以上前は、システム復元のために1日かかったり、アップルストアへもっていったりして本当に大変でした。

iPhone 4 から iPhone 6 Plus に機種変更をしました。iPhone 6 にするか iPhone 6 Plus にするか、その決め手はわたしの場合はディスプレイの大きさではなく、「光学式手ぶれ補正」がついているかどうかでした。

「自動手ぶれ補正」はどちらにもついていますが、「光学式手ぶれ補正」は iPhone 6 Plus にしかついていません。写真をたくさん撮る方はこの点に注意した方がよいでしょう。「自動手ぶれ補正」と「光学式手ぶれ補正」についてアップルのサイトでつぎのように説明しています。

自動手ぶれ補正

自動手ぶれ補正は、短い露出時間に4枚の写真を撮影してモーションブラーや手ぶれを補正します。そして、ノイズ、モーションブラー、手ぶれが最も少ない部分を合成して1つの画像を作ります。

光学式手ぶれ補正

iPhone 6 Plusには、A8チップ、ジャイロスコープ、そしてM8モーションコプロセッサと連係する光学式手ぶれ補正機能が初めて搭載されました。モーションデータを測定してレンズを緻密に動かすことで、十分な明るさがない場所での手ぶれを補正します。長時間露光と短時間露光で撮られた画像を合成して、被写体のぶれを低減することもできます。ほかにはないソフトウェアとハードウェアの統合により、光が少ない環境での写真をより美しいものにします。


わたしは、旅行に行くときには一眼レフカメラも持っていきますが、普段のスナップ写真は iPhone で撮るようになり、iPhone で十分なのでコンパクトデジタルカメラはつかわなくなりました。

このたび、光学式手ぶれ補正が iPhone にも搭載されたことにより、コンパクトデジタルカメラはますます必要なくなるでしょう。光学式手ぶれ補正の効果はとても大きいです。特に暗いときや暗いところではシャッター速度をかせぐことができ、いつでもブレのない写真を撮ることができます。写真をたくさん撮ったり、フェイスブックやブログに写真をアップロードする方は光学式手ぶれ補正がついた製品を買った方がよいとおもいます。

なお、iPhone 6 および iPhone 6 は、カメラレンズが本体から若干とびだしていますので取りあつかいに注意が必要です。iPhone カバーをつけてつかった方がよいでしょう。

おもしろいウェブサイトを見つけました。

自動車メーカーのマツダが “Be a dreiver.” を展開していて、ウェブサイトにはつぎのキャッチコピーが掲載されています。

Be a dreiver. 

自分の人生の、主人公になろう。
自分の行く道を、自分の意志で選ぶ人になろう。
自由に、積極的に、人生を美しいものにしよう。
既存のルールや常識に縛られない人になろう。
自分の行く道は、自分で決めたほうが、楽しいに決まっている。
人生の、ドライバーになろう。



マツダは、順風のときも逆風のときもすばらしい車づくりを全力でつづけてきたそうです。彼らの車には魂がやどるという人もいます。

このキャッチコピーは、マツダ・ファンのみならず、すべてのドライバー、さらにはすべての日本人の心にしみこむのではないでしょうか。

情報産業社会で成功している企業はあたらしいライフスタイルを提案しています。工業社会から情報産業社会に移行して、物や金から、人の時代へと転換しました。

おくればせながら、Mac OS X Mavericks にアップデートしました。

App Store から指示にしたがってダウンロード、インストールしました。以前のように、クリアインストールをしなくても問題なく作動しています。

メモリーが小さくなり、空き容量がやや増えました。消費電力もおさえられバッテリーが以前よりも長持ちするそうです。

Finderタブにより、Finder 内のファイルをこれまで以上に簡単に操作・管理できるようになりました。タブを使えば、すべての Finderウインドウを一つにまとめることができます。

カレンダーは、月表示や週表示で次々にスクロールできるようになりました。月ごと週ごとにページが切りかわるのではなく、すべてが連続的に表示されるので、ある月の下旬と翌月の上旬、週末から翌週など、どの期間でもまとめて見ることができ、スケジュールの一覧管理が容易になりました。

このような一覧表示は、以前、「超整理手帳」という紙のスケジュール手帳で実現していて便利につかっていたことがありました。週末から翌週、月末から翌月というように、境界にとらわれずに連続的に一覧できるのはとても便利でした。

iBooks が搭載され、電子書籍が Mac でも読めるようになりました。オフィスワークが多い人にとっては便利です。

もっとも今週には、新 OS X の Yosemite がリリースされますね。

Mavericks に今日までアップデートできなかったのは、HP のプリンター・ドライバーが対応していなかったためです。HP は、Mac OS 対応がとてもおそことがわかりました。この点、キャノンは対応がはやいですから、プリンターを今後かう人はキャノンを選択した方がよいでしょう。


追記:Mac OS X Mavericks は、iCloud Drive をサポートしていないので注意が必要です。

本書は、ヒマラヤ山村でおこなった国際技術協力の経緯や方法についてのべています。

目次はつぎのとおりです。

序章 資源と人口の均衡
I章 開発の哲学
Ⅱ章 土地と人との対話的発展
Ⅲ章 ヒマラヤ・プロジェクトの実践
終章 海外協力はいかにあるべきか

方法論の観点から見て重要であるとかんがえられるポイントをピックアップしてみます。

「自然の一体性」を認識する。ここでいう自然は、その地域の人間をも含んだ自然である。自然の中から人間を抜き去った部分を「自然」と考えるのではない。人文科学と区別して自然科学という場合の「自然」ではない。

総合的把握と分析的把握、個性認識的方法と法則追求的方法を併用する。

1963年の夏から翌年の3月にかけ、私はネパールへ三度目の旅に出た。その時は、アンナプルナ山群の南斜面にあるシーカ村に7ヵ月滞在した。

まずシーカ谷の自然環境と農牧を中心に、村のいわゆるエコロジカルな調査をした。それを基盤にしつつ、次に社会組織や風習その他の文化面に調査の重点をうつした。こして生活の基盤と構造を踏まえた中から、小さな開発ヒントをいくつか抱いたのである。それから炉端談義式に村人たちの世論調査をやり、開発ヒントへの反応を調査したのだった。

技術協力の話題で村人たちにとってハッとする関心がもえあがると、今まで伝統的な人類学者のやり方では目立たぬオブザーバーでいたときにはとうてい気づかなかったような、村々の文化の、ある断面がわかってきたのである

夢こそ人々を動かしている重大要因であった。その夢がどんな夢であるかによってこの現実の姿は維持もされ変化もとげていく。まさに、夢こそ現実なのだ。

その地域のいっさいの個性的なポテンシャルを、ある開発テーマのもとに、創造的な営みへと統合し、活用すること。そのためには矛盾葛藤をも創意工夫で逆用すること。

いちばんむずかしいのは、真のニーズを掴むことです。技術的問題はどうにでもなりますよ

本書は、国際技術協力においては、現場のニーズがつかむことがもっとも重要であると説いており、このことは、現場での問題解決一般にも通じることです。

真のニーズをつかむためには、フィールドワーク(取材活動)と、おのれを空しくして現場を見る目がもとめられます。

そして、取材(情報収集)には2種類の方法があることを解説しています。

第一の方法は、 外からの目で静観的に対象を観察するやり方です。一般に、取材とかフィールドワークとかいう場合はこの方法をさします。

第二の方法は、仕事や事業をすすめながら、あるいは行動をしながら同時に取材もし調査もする方法です。特別な時間をとって取材や調査をおこなうのではなく、仕事と取材、行動と調査を一体的にとりおこなうやり方です。

この方法を「アクション・リサーチ」とよびます

これは、静観的な調査でなく、現場にはたらきかけることによっておこなう調査であり、仕事をしながら、あるいは仕事そのものからさまざまな情報を取得していく方法です。

ここでは、対象に心をくばり、対象と一体になる、あるいは対象になりきるといった姿勢が大切です。

第一の方法にくらべると、第二の「アクション・リサーチ」は系統性や幅の広さには欠けるかもしれませんが、みずからの体験に根差した情報がえられ、ふかみのある情報を蓄積していくことができます

この「アクション・リサーチ」は実践家や実務家にむいた方法であり、日々いそがしくはたらいている人がとりくむべき重要な方法です。


文献:川喜田二郎著『海外協力の哲学』(中公新書)中央公論社、1974年3月25日

問題解決のために、計画をたて行動をおこすときに役立つのが計画法です。

具体的にはつぎのようにすすめます。いずれも、インプット→プロセシング→アウトプットの過程になっています。

まず、ラベル法をつかい、作業工程のひとつずつをラベルに書きだします。行動(実施項目)のイメージをえがき、それを圧縮してラベルにするわけです。1枚のラベルには1つの作業、1枚1項目の原則をまもります。

〔取材する〕→〔作業工程をイメージする〕→〔作業をラベルに書きだす〕


計画法の手順はつぎの通りです。

〔ラベルをよむ〕→〔作業内容の近いラベルをあつめる〕→〔流れ図をつくる〕

ここでは、 どんな作業をどんな順番でおこなうかかんがえ、作業内容の近さでラベルをあつめなければなりません。意味の近さでラベルをあつめるのではありません。

川喜田二郎著『発想法』の176-177ページには、通常の図解(右)と流れ図(左)を対比してしめしてあり参考になります。

IMG_1251

写真 左:流れ図、右:通常の構造図解


流れ図(フローチャート)は、おなじ図でも、通常の図解とは大きくことなり時間的側面からとらえた図です。

この図では、時間的(時系列的・線形的)にイメージがつらなっていきます。3次元空間のなかに空間配置されたイメージではなくて、イメージをつらねてえがくことが重要です。

これにより、連続的なストーリーを一枚の絵のなかで全部みることができるようになります。ストーリーを全部みるところに心の飛躍があり、情報処理能力の進歩があります

流れ図は、アウトプットのために特に有効です。文章を書く、プレゼンテーションをする、行動するなどのアウトプットは時系列的側面がつよいからです。

流れ図をつくると、最初の一歩をすみやかに踏みだせるようになり、行動がしやすくなり、やりがいも生じます。具体的なイメージがえがけるので仕事はスムーズにすすみ、実務力が強化されます。あれもしなくてはいけない、これもしなくてはとかんがえるストレスから解放され、心がかるくなります。

そして、実際に行動してみて、イメージ通りにいったかどうか確認すればよいのです。たとえ、うまくいかない場合があったとしても、流れ図をとらえなおし修正して再チャレンジすればよいです。このような行為を通して情報処理能力や問題解決能力が向上することは間違いありません。


参考文献:川喜田二郎著『発想法』(中公新書)中央公論社、1967年6月26日
注:流れ図は、「パート法」(手順の計画)として紹介されています。


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