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「片づけ祭り」をおこなうと、自分のやりたいことがはっきりして人生の次のステージにすすむことができます。

 
近藤麻理恵著『イラストでときめく片づけの魔法』(サンマーク社)(注1)は、『近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』』(注2)をすでに読んだ人あるいは「片づけを絶対に終わらせる」と決意した人が読む本です。


目 次
プロローグ
ときめくおうち
第1章 こんまり流片づけの「六つの原則」
第2章 衣類はこうして片づける
第3章 本類はこうして片づける
第4章 書類はこうして片づける
第5章 小物類はこうして片づける
第6章 思い出品はこうして片づける
エピローグ 人生の次の準備


著者の近藤麻理恵さんは「片づけ祭り」をおこなうことを提唱しています。「片づけ祭り」とは、「一気に短期に完璧に片づけを終わらせる」イベントです。いいかえると「片づけ」とは毎日の習慣ではなくてその時その場の「決断」です。

「片づけ祭り」をおこなうと、自分のやりたいことや価値観が明確になってきます。部屋と自分、環境と心とはつながっています。片づけを終えた人には、次のステージへとぐんぐんすすんでいけるイメージが自然とわいてきます。今のステージに片をつけることで人生の次のステージがおのずとおとずれます。

片づけるということは、「これまでの人生に片をつけ、人生の次の準備をする」ことであり、片づけは、あなたの人生を変えるために、「人生をときめかせる」ためにおこなうことです。このような意味では、人生の節目をむかえるたびに「片づけ祭り」をしっかりとおこなわなければなりません。




本書は、著者のこんまりさんこと近藤麻理恵さんが片づけレッスンの現場で指導してきた具体的なノウハウをイラストをつかってわかりやすく解説しています。「こんまりメソッド108のテクニック」であり、「片づけ事典」のようにもつかえる実用的な本です。「片づけ」のための本であり「収納」のための本ではないことに注意してください。


▼ 関連記事
本当の人生は片づけた後にはじまる - 近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』-
「ときめく」物だけをのこして人生をリセットする - 近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』-

▼ 注1:引用文献
近藤麻理恵著『イラストでときめく片づけの魔法』サンマーク出版、2014年12月22日
Amazon Kindle:: イラストでときめく片づけの魔法
Amazon 単行本:イラストでときめく片づけの魔法

▼ 注2
近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』サンマーク出版、2010年12月27日
Kindle版:人生がときめく片づけの魔法



近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)は、「ときめく」かどうかを判断基準にして、ときめかない物はすべて捨てるという片付けの方法を提唱しています。そうすることで人生をリセットしてあたらしい生き方をスタートさせることができます。
 

わたしもこの本をかつて読んで自宅とオフィスを片づけました。本ブログでも以前紹介したことがあります。


ポイントは、「ときめく」かどうかです。

その物をもってみて、ときめけばのこし、ときめかなければ捨てます。理屈や理由ではありません。かんがえてもダメです。直観です。同時に決断です。


 

わたしたち人間は誰でも環境にかこまれて生活をしています。環境が片づいて整備されると、環境からの作用(インプット)が変わります(下図)。インプットが変わるとプロセシングも変わります。アウトプットも変わります。人間の情報処理にとって環境の影響は絶大です。

160115 環境が変化
図 環境が変化するとインプットも変化する
 

その人の環境は、その人の心の状態をしっかり反映しています。一方でその人の環境は、その人の心につねに作用しています。周囲の環境を片付ける決断ができると環境も変わ心も変わります。

環境が、一気に大きく変わるほど心へのインパクトは大きくなるのでしょう。物理的・強制的に環境を改善してしまう効果は大きいです。 




補足しますと、本書を読めばわかるように、毎日の小さな積み重ねが大きな変化になるのではないということです。ここに、常識とはことなる非常識があります。大きな変化や人生の転換をおこそうとおもったら、できるだけ短時間で一気にに "ガッ" とやってしまった方がよいのです。本当の変化(あるいは進歩)は一気におこる。本書は非常識な本のようにみえますが、真理あるいは原理を実際にはおさえています。


 

アメリカ紙 "USAトゥデイ" が2016年1月14日、「片づけコンサルタント」の近藤麻理恵さんの著作『人生がときめく片づけの魔法』の英語版『The Life-Changing Magic of Tidying Up』(注2)が同紙の週間書籍販売ランキングで第1位になったと報じました(注)。『人生がときめく片づけの魔法』の英語版は、アメリカで2014年10月に発売されてから60週にわたりベストセラーリストに登場していましたが、1位になったのははじめてだそうです。

近藤さんは2015年に、アメリカ "TIME" 誌の「世界で最も影響力のある100人」にえらばれていました。アメリカでは「kondo」を、近藤さん流に片づける意味の動詞としてつかう人もいるといいます。
 
このようなニュースに接し、今回また読みなおしてみたらとてもおもしろかったです。


▼ 注1
▼ 引用文献
近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』サンマーク出版、2010年12月27日
kindle版:人生がときめく片づけの魔法


単行本(ソフトカバー)はこちらです:人生がときめく片づけの魔法




3ヶ月カレンダーを見ていると、今月を中心にして、来月と先月をと空間的に対応させてイメージすることができます。
 
来月のビジョンをえがいたりプランをたてることが重要なことはいうまでもないでしょう。
 
ビジョンやプランは現在において現実のものとなります。ビジョンやプランが実現すれば、それはよい記憶になっていきます。ビジョンは記憶へと変換されます。実現しなかった場合にはどうして実現しなかったのか検証します。いずれにしてもビジョンと記憶とは対応関係にあります。

一方で、先月の記憶を想起しとらえなおして、来月のビジョンやプランをえがきなおしたり修正することも大事です。たとえば本日が1月2日だとすると、先月の12月2日は自分は何をやっていたのかおもいだします。そして来月2月2日には自分は何をやっているのか想像してみます。

未来とは想像するものであり、過去とは想起するものです。来月と先月、未来と過去とを対応させてイメージするとおもしろいです。


169192 ビジョン
 

来月のビジョンやプランが適切にえがければ、現在を通して、適切な記憶(過去)が形成されるでしょうし、先月の記憶(過去)を想起しとらえなおしをして、来月のビジョンやプランを明確にすれば未来もよりよくなってくるにちがいありません。

いつでも見えるところに3ヶ月カレンダーを掲示しておけば、数秒から1分ほどの短時間でこのようなことが毎日実践できます。


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