発想法 - 情報処理と問題解決 -

情報処理・学習・旅行・取材・立体視・環境保全・防災減災・問題解決などの方法をとりあげます

タグ:立体視

DSCF0600ba
ソメイヨシノが満開に(新宿御苑)(交差法で立体視ができます)

ステレオ写真をつかって立体視をすると眼球の筋肉をバランスよく均等につかうことになり、眼のつかれや肩こりなどを改善することができます。

続きを読む

DSCF0400ab
アシリサウルス
アシリサウルスは恐竜の祖先の仲間です。まだ恐竜ではありません。このような動物が進化して恐竜になっていきました。

「恐竜博 2016」に行くと恐竜の進化の過程を見ることができます。生物を時系列でとらえることにより時間的なセンスをみがくことができます。

続きを読む

DSCF0570ab
コブシも満開になりました(平行法で立体視ができます)
ヒヨドリがかおりのよいつぼみや花をたべにきます。秋にできる実が握りこぶしに似ていることからコブシとよばれます。

ステレオ写真をつかって立体視をするときに、平行法と交差法とを交互におこなうと目線のアンバランスを改善することができます。

平行法では目線をひらいて立体視をし、交差法では目をよせて立体視をするので目線のアンバランスを解消し、目を調整することができます。写真はいずれも国立科学博物館付属・自然教育園(注)で撮影しました。
続きを読む

DSCF0542ab
国立科学博物館付属・自然教育園(平行法で立体視ができます)

ステレオ写真をつかって立体視をするとヒーリング効果がえられることが知られています。リタックスして力まずに3Dワールドをたのしんでください。

写真はいずれも平行法で立体視ができます。国立科学博物館付属・自然教育園(注)で撮影しました。
続きを読む

DSCF0525ba
ソメイヨシノが満開になりました(交差法で立体視ができます)

ステレオ写真ををもちいて立体視をすることは普段はつかっていない能力をつかうことになります。立体視によって、今まで十分に はたらいていなかった秘められた能力を開花させることができます。

写真はいずれも交差法で立体視ができます。国立科学博物館付属・自然教育園(注)で撮影しました。立体視をして視覚的能力を是非たかめてください。

続きを読む

DSCF0418ba
スピノサウルス (交差法で立体視ができます)
 
東京・上野の国立科学博物館で「恐竜博 2016」(注)が開催されています。恐竜の進化に関する最新の仮説を標本をみながら理解することができます。
 
続きを読む

目をつかって視覚的に情報をうけとる(インプットする)能力を高めるためにステレオ写真をつかった立体視訓練が役立ちます。

IMG_4842_43
フキ
山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られますが、乾燥した都心ではたいへん少なくなりました。花のさく前の状態を蕗の薹(ふきのとう)といいます。早春の山菜です。(平行法で立体視ができます)


続きを読む

ステレオ写真を立体視することにより、視覚的・空間的な情報処理能力をたかめることができます。


ステレオ写真をつかって立体視をしたら、一旦 目を閉じて、今みた立体画像をイメージしてみます。上下左右のひろがりだけでなく、奥行きもしっかりイメージするようにします。イメージ訓練は、視覚的・空間的に対象をインプットし処理する訓練になります。

下の写真はいずれも交差法で立体視ができます。東京・池袋にあるサンシャイン水族館(注)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



DSCF0198ba
大きい魚はエイ(上)とトラフザメ(下)



DSCF0208ba
クラゲ



DSCF0223ba
シノノメサカタザメ
( 「-ザメ」とつくことからサメの仲間と間違われやすですがエイの一種です)



DSCF0228ba
アオリイカ



DSCF0230ba
コウイカ


サンシャイン水族館1階「大海の旅」ではめずらしい海の生き物の数々に出会うことができます。この水族館は、「ココロ動かす、発見がある。知性を刺激され、心を癒やされる場」をコンセプトにしています。水族館に行って非日常の場にひたるのもたまはいいものです。


▼ 注:サンシャイン水族館
公式サイト

サンシャイン水族館は、サンシャインシティのワールドインポートマートビルの屋上にあります。
サンシャインシティへのアクセス
サンシャインシティ 館内の案内




▼ 関連記事
構造的情報と点的情報の両方をみる - サンシャイン水族館(まとめ)-


ステレオ写真をつかって立体視をするとプロセシング能力をパワーアップすることができます。


わたしたち人間がものを見るとき、目は、外界の光をうけているだけであり(インプット)、それが何であるかの同定は脳がおこなっています(プロセシング)。立体画像(3D画像)はプロセシングによって生じるのであり、プロセシングの結果としてわたしたちは世の中を認識しています。

したがって立体視をして対象を同定する訓練はプロセシング能力をパワーアップすることにつながります。

下の写真はいずれも平行法で立体視ができます。東京・池袋にあるサンシャイン水族館(注)で撮影しました。立体視が一旦できたとおもってもすぐにやめないでしばらく見つめているとさらにくっきりと見えてきます。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



DSCF0196ab
「サンシャインラグーン」(大水槽)




DSCF0173ab
マイワシ



DSCF0176ab
コブダイ



DSCF0180ab
ウィーディーシードラゴン



DSCF0183ab
「洞窟に咲く花」




DSCF0189ab
タカアシガニ



DSCF0192ab
ダイオウグソクムシ



サンシャイン水族館は、1階は「大海の旅」、2階は「水辺の旅」、屋上(マリンガーデン)は「天空の旅」という多彩な構成になっていて、東京では大人気の水族館です。

規模はそれほど大きくはありませんが、大都会の水族館らしく趣向をこらした内容でとてもたのしめます。まずは1階で海中散歩をたのしむとよいでしょう。

 

▼ 注:サンシャイン水族館
公式サイト

サンシャイン水族館は、サンシャインシティのワールドインポートマートビルの屋上にあります。
サンシャインシティへのアクセス
サンシャインシティ 館内の案内




▼ 関連記事
構造的情報と点的情報の両方をみる - サンシャイン水族館(まとめ)-


ステレオ写真をつかって立体視をするときには、遠近をしっかり見ると同時に周辺視野をもちいて空間全体をまるごとインプットするようにします。


ステレオ写真を立体視すると奥行きのある3D画像が目の前に生じます。このとき、遠近の両方をしっかり見るようにし、同時に、周辺視野(注1)をつかうようにします。遠近とともに上下左右のひろがりも一度に見るようにすることが重要です。

これは、目の前にひろがる空間の全体を自分の意識の中にまるごと一気にインプットする方法であり、大観法の練習になります。

下の写真はいずれも交差法で立体視ができます。東京都港区にある国立科学博物館付属・自然教育園(注2)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



IMG_4686_85
ウグイスカグラ
暖地では前年から咲きだします。晩春には赤い実がなります。



IMG_4691_90
マンリョウ
果実のなかでは最後に赤く色づきます。暖帯林に生育する高さ1mほどの小低木で、多数の実がつくので万両(マンリョウ)といわれます。



IMG_4698_97
アオキの実
雌の株に俵型の大きい実がついています。鳥には不人気で、歯形がのこった実もみられます。タマバエに寄生されたひょうたん型の実もあります。



IMG_4719_18
ユキワリイチゲ
名前がしめすように残雪がある時期に咲きだします。関東には元々は分布しない植物で、自然教育園の開園当時に広島から移入されました。



IMG_4730_29
ヒメガマ
多年生の抽水植物です。抽水植物とは、根は、湖沼やため池・水路などの水底の土壌に固着しますが、葉や茎の一部は水面から出て生育する植物です。実は、はじめはソーセージのような形ですが、それがほぐれて綿菓子のようになります(写真)。30万個もの小さい種子が空たかく飛びたちます。



IMG_4763_62
ハンノキ
丘陵地から山地帯の湿地や河筋に自生、過湿地において森林を形成する数少ない樹木です。湿地でも生きられるのは、空中の窒素をとりこむことができる放線菌を根に共生させているためです。市街地にちかいところではほとんど姿を消し、東京都の絶滅危惧種に指定されています。
 


IMG_4743_42
ハンノキの花
めずらしい冬咲きです。葉がでてくる前に花をつけます。雌雄同株で、雄花序は黒褐色の円柱形、尾状に垂れ、雌花序は楕円形で紅紫色をおび、雄花序の下部についています。雄性先熟で、かなり花粉がでてきました。スギ花粉の前にピークをむかえます。



冬に咲く花、冬に実をつける植物、冬の植物園には普段は感じられない独特な雰囲気があります。ハンノキは先に花が咲いて、葉の芽は4月になってからひらくおもしろい木です。今回はじめて花を見ることができました。



▼ 注1:周辺視野について
周辺視野をもちいて風景の全体をみる - ネパール国立植物園 -

▼ 注2
国立科学博物館付属 自然教育園
撮影日:2016年1月28日




▼ 関連記事
照葉樹の森をあるく - 自然教育園 -
立体視をして遠近の両方を同時に意識する - 自然教育園(1)2015.11.20 -
遠近をみて、周辺視野をつかう - 自然教育園(2)2016.01.28 -
立体視をして視覚的情報処理能力を高める - 自然教育園(3)2016.03.23 -
立体視をしてヒーリング効果をえる - 自然教育園(4)2016.04.01 -
平行法と交差法で目線のアンバランスを改善する - 自然教育園(5)2016.04.01 -
3次元の内面空間を確立する - 自然教育園(6)2016.05.15 -
大観したら観察する - 自然教育園(7)2016.07.01 -
目のシステムをレベルアップする - 自然教育園(8)2016.07.01 -
自然をみて目のつかれをとる - 自然教育園(9)2016.08.17 -
見る力とわかる力をきたえる - 自然教育園(10)2016.09.30 -
季節のサインに敏感になる - 自然教育園(11)2016.10.29 -
シンボリックに季節のサインをつたえる - 自然教育園(12)ススキ 2016.10.29 -
環境汚染の指標をとらえる - 自然教育園(13)カワセミ 2016.10.29 -
見る力をパワーアップする - 自然教育園(14)2016.11.30 -
晩秋の紅葉散策をたのしむ - 自然教育園(15)2016.12.10 -
定点観察をたのしむ - 自然教育園(16)-
自然のサイクルに共鳴する - 自然教育園(17)-
動植物を立体視してテクノストレスを軽減する - 自然教育園(18)2017.01.31 -
「目は口ほどに物を言う」 - 自然教育園(19)2017.03.03 -
類似点と相違点に着目する - 自然教育園(20)2017.03.31 -
視野を活性化する - 自然教育園(21)2017.03.31 -
比較する能力をたかめる - 自然教育園(22)2017.05.04 -
心のなかのノートに情報を記銘する - 自然教育園(23)-
はじめての場所で記憶する - 自然教育園(24)-
シンボルをとらえる - 自然教育園(25)キチジョウソウ -
果実をうみだす - 自然教育園(26)-
色彩の空間をたのしむ - 自然教育園(27)-
鳥の目で生態系を見る - 鳥の眼で見る自然展 (自然教育園 28)-


周辺視野をもちいて風景の全体をながめるようにすると眼力を改善することができます。


わたしたち人間がものを見るとき、外界から光が目に入ってきて網膜にとどきます(注1)。この網膜の中心のもっとも鋭敏なところを黄斑(おうはん)といい、ここでは対象をよりこまかく識別することができます。網膜の中心の黄斑でものを見ることを「中心視野で見る」とよび、黄斑以外の部分でものを見ることを「周辺視野で見る」とよびます(注2)。

一般には、小さな文字を読むときには中心視野がおもにつかわれ、野外で風景を見るときには周辺視野がおもにつかわれます。

わたしたちは、中心視野でこまかい文字を見つづけていると眼球の筋肉が緊張して目がとてもつかれてきます。肩こりや首こりも生じます。それに対して、周辺視野をもちいて風景を見ているとまったくつかれないどころか、肩こりやストレスが改善できます。網膜全体をつかってたのしみながら見ていれば疲労することはないのです。

ステレオ写真をつかって立体視するときにも、周辺視野をもちいて風景の全体をながめるようにします。周辺視野をつかうことは眼力を改善する方法として重要です。

下の写真はいずれも平行法で立体視ができます。ネパール国立植物園(National Botanical Garden, Godawari, Nepal)(注3)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



IMG_4710_11
ネパール国立植物園(入口)



IMG_4632_33
ロックガーデン



IMG_4628_29
沢と小路



IMG_4635_36
ネパール・ハンノキの森



IMG_4646_47
クックパイン


IMG_4693_94
ラン


IMG_4702_03
ブーゲンビリア



ネパール国立植物園(National Botanical Garden)は、ネパールの首都カトマンドゥから南東へ約15km、プルチョウキ山麓のしずかな村の中にあります。ネパール王室の保養地がかつてはここにありました。

ランや薬草や樹木などさまざまな植物が見られますが、日本やシンガポール・オーストラリアなどの植物園とくらべると整備はあまりすすんでいません。しかしその分、素朴さやワイルドな雰囲気をたのしむことができます。

カトマンドゥ市内観光がおわったらピクニックでおとずれるとよいでしょう。

交通の便はあまりよくないのでタクシーをチャーターして行くとよいです。



▼ 注1
ものを見るということは、目をつかって外界の情報を意識の内面にインプットすることです。

▼ 注2:引用文献
栗田昌裕著『 眼力を高めるパワード・アイ』健学社、2003年11月25日
 
※ うつくしい3D写真(ステレオ写真)の数々、眼力を高めるための解説もわかりやすく、おすすめします。わたしも本書を見ながら練習しています。

▼ 注3:ネパール国立植物園(National Botanical Garden)の位置



 

ステレオ写真をつかって立体視をすると目と脳を同時にきたえることができます。


下の写真はいずれも平行法で立体視ができます。シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル3にあるバタフライガーデン(Butterfly Garden)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>
 
画像が立体的に見えるときには次の2つの機能がはたらきます。

 (1)目線を適切に調節して写真を見る(インプット)
 (2)脳にとどいた情報が脳で処理される(プロセシング) 

目線の調節と脳での情報処理という2つの機能によって画像がうかびあがって見えます。したがって立体視をくりかえすことによって目の訓練と脳の訓練を同時におこなうことができ、目と脳が同時にきたえられます。



IMG_4464_65
シンガポール・チャンギ国際空港、ターミナル3、バタフライガーデン(入口)



IMG_4494_95
たくさんの蝶がパイナップルの蜜をすっていた



IMG_4479_80
トラフタテハ



IMG_4471_72
キエリウツボ(ウツボカズラ属の食虫植物の一種)
蝶ではありませんが2階で栽培されていました。



シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル3の「バタフライガーデン」(Butterfly Garden)ではたくさんの蝶がとびまわっています。

この国際空港は非常によくできた空港で、バタフライガーデン以外にもたくさんのエンターテイメント施設があって待ち時間をもてあますことはありません。

空港についたら、各ターミナルにおいてある日本語や英語などでかれた小冊子「空港とトランスファーガイド」をまず手に入れます。この冊子に、空港での滞在時間に応じたさまざまなたのしみ方が紹介してあります。とても遊び心にあふれた空港でおもしろいです。シンガポールを旅するときはもちろんのこと、乗り継ぎでたちよったらあちこち見てまわるとよいでしょう。

まじめ一辺倒でなく、こうしたゆとりやしゃれ気を日本人もまなばなければなりません。


▼ シンガポール・チャンギ国際空港
Changi Airport - Welcome to Singapore Changi Airport



ステレオ写真をつかって立体視をすると肩こりやストレスを改善できます。


下の写真はいずれも交差法で立体視ができます。シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)(注1)のヒーリング園 (Healing Garden)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>

ステレオ写真をつかって立体視をすると肩こりやストレスを改善できるという研究結果があります(注2)。肩こりやストレスは目の疲れからくる場合が多いです。業務がひと段落したら一旦やすんで立体視にとりくんでみるとよいでしょう。


IMG_4424_23
Strobilanthes crispa (Pokok pecah beling)



IMG_4428_27
Rauvolfia serpentina (Snakeroot/インドジャボク)



IMG_4433_32
Jatropha podagrica (Buddha belly plant/サンゴアブラギリ
)



IMG_4438_37
Catharanthus roseus (Madagascar periwinkle/ニチニチソウ)



IMG_4441_40
Coix lacryma-jobi (Job’s tears/ジュズダマ)



IMG_4444_43
Hibiscus sabdariffa (Roselle/ローゼル)



シンガポール植物園のヒーリング園(Healing Garden)ではハーブ類をみることができます。実にさまざまな草花があり、みているだけでも心身がいやされます。疲労が回復して肩こりやストレスもなくなります。植物には、わたしたち生物が本来もっている生命力をひきだす力があります。

シンガポールを旅した折には是非おとずれたいところです。


▼ 関連記事
立体視をして中心と周辺を同時にみる - シンガポール植物園(1)「進化園」-
立体視をして、肩こりやストレスを改善する - シンガポール植物園(2)「ヒーリング園」-
三次元情報処理をすすめる - シンガポール植物園(3)「熱帯雨林」-
対象に心をくばる - シンガポール植物園(4)「ショウガ園」-
色彩美・造形美をたのしむ - シンガポール植物園(5)「国立ラン園」-
周辺視野もつかって周囲や背景もみる - シンガポール植物園(6)「国立ラン園」-

▼ 注1
Singapore Botanic Gardens



▼ 注2:参考文献
栗田昌裕著『 眼力を高めるパワード・アイ』健学社、2003年11月25日


IMG_4349
シンガポール植物園(中央入口)


ステレオ写真をつかって立体視をしながら中心と周辺の両方を同時に見るようにすると見る力がつよまります。


下の写真はいずれも平行法で立体視ができます。シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)(注1)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>

ひろびろとした植物園にいったら日常の仕事からときはなたれてゆったりと周辺をながめてみるのがよいです。対象だけにとらわれるのではなくその周囲にも同時に意識をくばります。キョロキョロと目をうごかすのではなく周辺視野をつかうようにします。




IMG_4374_75
Encephalartos hildebrandtii 



IMG_4379_80
Cycas revoluta(ソテツ)



IMG_4382_83
Dioon spinulosum



IMG_4387_88
Eusideroxylon zwageri(ウリン)



IMG_4393_94
Licuala orbicularis



IMG_4398_99
Trees of Stone



IMG_4406_07
Ceratozamia robusta



シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)はわたしがとてもすきな植物園のひとつです。1859年に開園した歴史のある植物園です。

シンガポールというと植物園よりも動物園の方がよく知られていますが、このシンガポール植物園もとてもよくできています。シンガポール政府の力の入れようがつたわってきます。2015年7月には、ユネスコ世界遺産にシンガポールではじめて登録されました。

この植物園は "Gardens" と複数形になっていることからわかるように、園内は、テーマごとに多数の "garden"  にわかれています。上の写真は、"Evolution Garden"(進化園)で撮影しました。


▼ 関連記事
立体視をして中心と周辺を同時にみる - シンガポール植物園(1)「進化園」-
立体視をして、肩こりやストレスを改善する - シンガポール植物園(2)「ヒーリング園」-
三次元情報処理をすすめる - シンガポール植物園(3)「熱帯雨林」-
対象に心をくばる - シンガポール植物園(4)「ショウガ園」-
色彩美・造形美をたのしむ - シンガポール植物園(5)「国立ラン園」-
周辺視野もつかって周囲や背景もみる - シンガポール植物園(6)「国立ラン園」-

▼ 注1
Singapore Botanic Gardens





IMG_3294
国立科学博物館付属 自然教育園(入口)


ステレオ写真をつかった立体視をするときには遠近の両方を同時に意識します。


下の写真はいずれも交差法で立体視ができます(注1)。国立科学博物館付属 自然教育園(注2)で撮影しました(注3)。遠近の両方を同時に意識することが大切です。何かを見るときに、対象や空間の遠近に同時に意識をくばるようにすると自分の心のなかにインプットされる情報量は格段にふえます。


IMG_4094_93
センリョウ



IMG_4116_15
ムクノキ


 
IMG_4144_43
ツチグリ



IMG_4186_85
オオハナワラビ



IMG_4163_64
ガマズミ



IMG_4201_00
シロダモ



IMG_4128_27
ムラサキシキブ



IMG_4178_77
サネカズラ


自然教育園はとてもよくできた植物園で、植物や自然について勉強するために適しています。入口で、「自然教育園 見ごろ情報」や「自然教育園の四季」という資料をくれるので、それを見ながら園内をあるいてみるとよいでしょう。

資料は下記サイトからも手に入ります。
http://www.ins.kahaku.go.jp/season/oldseason/index.php



▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
国立科学博物館付属 自然教育園



▼ 注3
撮影日:2015年11月20日

▼ 関連記事
照葉樹の森をあるく - 自然教育園 -
立体視をして遠近の両方を同時に意識する - 自然教育園(1)-
遠近をみて、周辺視野をつかう - 自然教育園(2)-
立体視をして視覚的情報処理能力を高める - 自然教育園(3)-
立体視をしてヒーリング効果をえる - 自然教育園(4)-
平行法と交差法で目線のアンバランスを改善する - 自然教育園(5)-
3次元の内面空間を確立する - 自然教育園(6)-
大観したら観察する - 自 然教育園(7)-
目のシステムをレベルアップする - 自然教育園(8)-
自然をみて目のつかれをとる - 自然教育園(9)-
見る力とわかる力をきたえる - 自然教育園(10)-


目は「心の窓」です。「心の窓」をひらくことを意識しながら立体視の訓練をすすめるとよいです。


人間の目は高度に発達した感覚器官であり、わたしたちは目から、非常にたくさんの情報を心(意識)の中にインプットしています。そしてインプットされた情報がわたしたちの心の中で過去の記憶と照合されて見ているものが何であるかが認識されます。見たことがないあたしい情報はあらたに記憶されます。まさに目は「心の窓」といってよいでしょう。

以下のステレオ写真は平行法(注1)で立体視ができます。沖縄の「OKINAWA フルーツらんど」(注2)で撮影しました。是非トライしてみてください。



_11
パパイヤ



IMG_1515_16
ゴレンシ(スターフルーツ)



IMG_1531_32
バンレイシ(シャカトウ)



IMG_1535a_36a
カニステル



IMG_1559_60
オオゴマダラ



IMG_1563_64
オオゴマダラのさなぎ



IMG_1575_76
サンショクキムネオオハシ



IMG_1568_69
ハイビスカス




沖縄・海洋博公園のかえり道に、やんばる亜熱帯園、ゴーパークにひきつづいて「OKINAWA フルーツらんど」にもたちよってみました。たくさんのフルーツが栽培展示されているともに蝶や鳥もいてたのしめました。お土産を買うにもいいかもしれません。すぐとなりには、パイナップル専門の「ナゴパイナップルパーク」(注3)もあるのでこちらにも行ってみるとよいでしょう。



▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
OKINAWA フルーツらんど(音声がでるので注意してください)



▼ 注3
ナゴパイナップルパーク

▼ 関連記事
沖縄 - 関連記事まとめ(リンク)-

Sponsored Link
 


何かを観察するときにはその空間の奥行きもしっかり見るようにするとよいです。

以下の写真は交差法(注1)で立体視ができます。沖縄の「ゴーヤーパーク」で撮影しました。奥行きがわかるのが立体視のおもしろいところです。


IMG_1478_77
中長ゴーヤー
ゴーヤーは、わかい果実に苦味があるのが特色で、油炒め料理におもにつかわれます。沖縄では、豚肉との炒め物にとくに重宝されるほか、酢の物などにも供される高級野菜として愛されています。



IMG_1486_85
あばしゴーヤー
あばしゴーヤーは夏の高温時でも旺盛に生育し、果実の苦味はかるく、ビタミンCが多いのが特徴です。果実の形は、みじかく太く、イボが大きくツヤがあります。炒め物のほかにジュースにも適しています。



IMG_1490_89
白ゴーヤー
白ゴーヤー(白苦瓜)は台湾原産のゴーヤーで果実は白く、イボが大きいのが特徴です。沖縄産同様に耐熱性がありますが収穫量はややおとります。炒め物より、サラダ・煮物・スープの具に適しています。また観賞用としてもすぐれています。




沖縄・海洋博公園のかえり道、やんばる亜熱帯園のちかくで「ゴーヤーパーク」(注2)を見つけました。

沖縄料理といえばゴーヤーチャンプルー、ゴーヤー(ゴーヤ)は沖縄を代表する夏野菜の王様です。ゴーヤーは、ウリ科のつる性一年草であるツルレイシの沖縄での呼び名で、苦瓜ともよばれます。この「ゴーヤーパーク」では冬でも温室で栽培しています。

ゴーヤーは、インドを中心とした熱帯アジアあるいはアフリカが原産とされ、沖縄には、16〜17世紀ごろに中国から伝来したとかんがえられています。「健康野菜」「薬用野菜」として重宝され、食用・薬用の両方に利用されています。



▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
ゴーヤーパーク



▼ 関連記事
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(1)-
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(2)-
熱帯・亜熱帯植物の多様性をみる - 沖縄・海洋博公園 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 -
立体視をして眼力をきたえる - やんばる亜熱帯園 -
モデルをつかって気候帯をとらえる -『気候帯でみる! 自然環境〈1〉熱帯』(少年写真新聞社)-

沖縄 - 関連記事まとめ(リンク)-


Sponsored Link
 



IMG_1474
やんばる亜熱帯園


ステレオ写真をつかって立体視をすると眼力をつよめることができます。眼力とは、目をつかって情報をインプットしプロセシングをすすめる能力です。わたしたち人間は大量の情報を目からとりいれています。眼力を高めることは情報処理をすすめるためにとても重要なことです。

以下の写真は平行法(注1)で立体視ができます。沖縄のやんばる亜熱帯園(やんばる亜熱帯の森、注2)で撮影しました。


IMG_1436_37
アンスリウム



IMG_1463_64
エクメア



IMG_1468_69
アムニコラ



IMG_1451_52
ラン



 

沖縄・海洋博公園からのかえり道にやんばる亜熱帯園(やんばる亜熱帯の森)にたちよってみました。やんばる(山原)とは、山や森林など自然が多くのこっている沖縄本島北部の地域をさします。

ここではやんばるの森(ジャングル)のなかを実際にあるいてみることができます。貴重な体験です。ジャングルといっても遊歩道はちゃんとついていますので普通の格好で誰でもあるけます。ただし坂道がありダウン・アップします。



IMG_1445
やんばる亜熱帯園


▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
やんばる亜熱帯の森



▼ 関連記事
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(1)-
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(2)-
熱帯・亜熱帯植物の多様性をみる - 沖縄・海洋博公園 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 -
立体視をして眼力をきたえる - やんばる亜熱帯園 -
モデルをつかって気候帯をとらえる -『気候帯でみる! 自然環境〈1〉熱帯』(少年写真新聞社)-

沖縄 - 関連記事まとめ(リンク)-


Sponsored Link


沖縄・海洋博公園には、熱帯ドリームセンターとは別に熱帯・亜熱帯都市緑化植物園(注1)があります。こちらはやや地味ですが、野外をあるきながら熱帯・亜熱帯の世界を堪能することができます。

園内には、耐潮風植物ヤシ類見本区、立体花壇、トロピカルガーデン、生け垣・つる植物見本区、ハーブ見本区、チョウの食草園などがあり、熱帯・亜熱帯植物の多様性を実感することができます。



IMG_1114
耐潮風植物ヤシ類見本区
ヤエヤマヤシ、ユスラヤシ、マニラヤシなどの耐潮風のつよいヤシ類を植栽展示しています。世界には、ヤシ類が200属2600種あるといわれています。この見本区では、うつくしい樹形をもつ熱帯性ヤシがそれぞれの特徴をみせています。 



IMG_1078
ハーブ見本区
ハーブ(Harb)とは人間の生活に役立つ植物の総称です。種類やその使用法はさまざまであり、この見本区では、料理やお茶やポプリ(注2)などにおもに利用されるセージやバジル、ミント類をはじめ、料理や薬草として沖縄でつかわれるボタンボウフウやリュウキュウヨモギなどを植栽展示しています。



IMG_1101_02
ラベンダーセージ(平行法で立体視ができます、注3)
セージとは地中海沿岸原産のハーブの一種です。シソ科の多年草で、古代ギリシア・ローマ時代から薬草・香辛料として利用されてきました。「ラベンダーセージ」は、花の形がラベンダーに似ているのでこのようによばれます。高さは1、2メートルほどになり、あざやかな青紫色の花をさかせます。




海洋博公園の熱帯ドリームセンターは温室が中心になった展示であるのに対し、こちらの熱帯・亜熱帯都市緑化植物園は屋外での植栽展示になっていますので、野外をあるきながらさまざまな植物に出会うことができます。沖縄の気候を体感しながらゆっくり散策をしてみるとよいでしょう。

わたしは今回は時間がなくて、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園はあまり見られませんでしたので、次回おとずれたときにはじっくり観察してみたいとおもっています。



▼ 注1
熱帯・亜熱帯都市緑化植物園



※ 沖縄・海洋博公園へは、那覇空港でレンタカーをかりるか、あるいは「やんばる急行バス」でいくのが便利です。
やんばる急行バス

▼ 注2:ポプリ
香りのよい花葉樹皮香料などをとりあわせて瓶や壺などに入れたもの。

▼ 注3
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 関連記事
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(1)-
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(2)-
熱帯・亜熱帯植物の多様性をみる - 沖縄・海洋博公園 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 -
モデルをつかって気候帯をとらえる -『気候帯でみる! 自然環境〈1〉熱帯』(少年写真新聞社)-

沖縄 - 関連記事まとめ(リンク)-


Sponsored Link




IMG_0820
沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター


ステレオ写真をつかって立体視をすると、視覚系のインプットとプロセシングの能力を同時に高めることができます。

下の写真はいずれも交差法(クロス法、注1)で立体視をすることができます。沖縄の海洋博公園にある熱帯ドリームセンター(注2)で撮影しました。



IMG_0886_85
カニステル(アカテツ科)
南米北部原産の常緑の高木です。果実がゆで卵の黄身に似ていることからクダモノタマゴともよばれています。主に生食としてもちいられ、パイやジャムなどに加工して利用されます。

 

IMG_0890_89
タヒチモンビン(タマゴノキ)(ウルシ科) 
ポリネシア原産の常緑高木です。果実は偏球形で、熟すと黄色になります。生食できますが、果肉には繊維が多く種子からはがれにくいので食べにくいようです。



IMG_0902_01
ビリンビン(ナガバノゴレイシ)(カタバミ科)
マレー半島原産の常緑の中高木です。葉は互生する羽状複葉で、花は暗赤色で幹や太い枝に直接つく幹性花です。果実は酸性がつよいので生食にはむきませんが芳香がよいのでカレー料理や漬物として利用されます。



IMG_0914_13
ピタンガ(フトモモ科)
ブラジル原産の常緑性低木です。果実の形がカボチャに似ているので別名カボシャアデクともよばれています。ナマ食用のほかにジャム・ゼリー・シャーベットなどに利用されます。




熱帯ドリームセンターに一歩 入ればそこはもう高温多湿のジャングルです。個々の植物を見るだけでなく、熱帯がかもしだす特有の雰囲気がすばらしいです。植物がすきな人にとってはまさに夢の世界がひろがっています。 


IMG_1073_72
沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター



▼ 注1
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -

▼ 注2
沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター



※ 沖縄・海洋博公園へは、那覇空港でレンタカーをかりるか、あるいは「やんばる急行バス」で行くのが便利です。
やんばる急行バス

▼ 関連記事
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(1)-
立体視をして視覚系の情報処理能力を高める - 沖縄・海洋博公園 熱帯ドリームセンター(2)-
熱帯・亜熱帯植物の多様性をみる - 沖縄・海洋博公園 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園 -
モデルをつかって気候帯をとらえる -『気候帯でみる! 自然環境〈1〉熱帯』(少年写真新聞社)-

沖縄 - 関連記事まとめ(リンク)-


Sponsored Link




スポンサーリンク

↑このページのトップヘ