発想法 - 情報処理と問題解決 -

情報処理・学習・旅行・取材・立体視・環境保全・防災減災・問題解決などの方法をとりあげます

タグ:クラウド


Kindle 電子書籍をつかえば、いつでもどこでも移動しながらでも本を読むことができます。蔵書管理も簡単です。


和田稔著『本好きのためのAmazon Kindle 読書術』《増補改訂版2015》(金風舎)は、Kindle のつかい方に関する技術的な説明をしています。これから Kindle をつかってみようという方、つかい方がよくわからないという方におすすめします。Kindle とは、Amazon.com が開発・販売する電子書籍リーダー端末およびそのサービスの総称です。 
 

目 次
第1部 電子書籍による多読のすすめ 
 第1章 Kindleと電子書籍の基礎知識 
 第2章 KindleはAmazonのクラウドサービスだ! 
 第3章 ソーシャルメディア時代のアウトプット読書術 

第2部 多読で得た情報をKindleで整理する方法 
 第1章「Kindle for PC/Mac」の登場で変わる読書のスタイル 
 第2章 読書環境の使い分けでインプットとアウトプットの質を高める 
 第3章 その他のドキュメントもKindleに送信する 

おわりに 
 〜Kindleは読書の概念を変えようとしている  


現在では、Kindle 電子書籍は PC あるいは Mac でも読めます。スマートフォンやタブレットでももちろん読めます。Kindle 専用端末はかならずしも必要ありません。 Kindle 端末をあわてて買わないほうがよいです。
 
Kindle 電子書籍は、無料サンプルとして目次と最初の部分を見ることができます。書籍を購入する前に無料サンプルを見るとよいです。

また紙の本とはちがってセールをよくやっています。先日も通常400〜500円の雑誌類を99円で販売していました。セールでない場合でも紙の本よりも低価格である場合が多いです。
 
電子書籍であればいつでもどこでも本が読めます。本を保管しておく場所も必要ありません。出張や旅行が多い人にとってはとくに便利です。インターネットにつながりさえすれば世界中どこからでも電子書籍を購入することができます。おもたい紙の本をもちあるく必要はなくなりました。

最近の進歩としては電子書籍もクラウドにくみこまれるようになったことがあります。すべての端末で同期が自動的になされます。ブラウザーで電子書籍を読むこともできます。

情報処理(インプット→プロセシング→アウトプット)の一環として読書にもとりくむことがより現実的になってきました。




本書には、技術的なことがいろいろ書いてありますが、それらのすべてをつかう必要はありません。自分にとって必要なつかい方をピックアップして、電子書籍をまずはたのしんでみるのがよいでしょう。


▼ 引用文献
和田稔著『本好きのためのAmazon Kindle 読書術』《増補改訂版2015》金風舎、2015年9月5日
《増補改訂版2015》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう! AmazonKindle術シリーズ




メモや取材記録・写真・ビデオの保存はクラウドに一本化し、クラウドをデータバンクとしてつかうと便利です。

わたしは最近は、メモをとるときにそこらにある紙の余白などに走り書きをして iPhone のカメラで撮影することが多くなりました。そうすると「iCloud フォトライブラリ」に自動的にメモが保存され、すべてのデバイスで同期されて「写真」アプリですぐに閲覧できるようになります。

「iCloud フォトライブラリ」をオンにするにはつぎのようにします。

iOS:「設定」→「写真とカメラ」→「iCloud フォトライブラリ」をオン

Mac OS :「設定」→「iCloud」→「写真」→「オプション」→「iCloud フォトライブラリ」にチェック

手元に紙がないときは、たとえば iOS のアプリ「最速メモ」をつかえば手書きでメモができ、これも自動的に「iCloud フォトライブラリ」に保存されます。

その他、新聞記事やパンフレット、本の重要なページ、レシートにいたるまで何でも撮影すれば自動的に「iCloud フォトライブラリ」に保存され、すべてのデバイスあるいは iCloud のウエブサイトで閲覧できるようになります。

ビデオも記録用としてつかえます。観察地点の周辺をビデオで撮影したり重要事項はその場でふきこんでおくと、これも「iCloud フォトライブラリ」に自動的に保存されます。

「iCloudフォトライブラリ」にメモや記録のすべてが時系列で一本化されて保存されているというのがミソです。日時と場所も自動的に記録されます。取材とその記録・保存のやり方が本当に変わりました。

ただし書店やその他のお店、美術館など写真撮影ができない所もありますので注意してください。その場合は「音声メモ」や「手書き」をつかうようにします。


わたしのおすすめは取材データの保存場所としてあくまでもクラウドをつかうことであり、ローカルなデバイスには保存しないようにするということです。

たとえば iPhone に保存しておくと Mac では閲覧できませんし、iPad もつかっているならなおさらクラウドをつかった方がよいです。メモがどこにいったのかさがす手間もなくなります。

これによってメモ帳をもちあるく必要はなくなり、紙はすてられデスクまわりもスッキリしました。


同様なことは、iOS と Mac OS に標準装備されている「メモ」アプリについてもいえます。保存場所を iCloud のみにするにはつぎのようにします。

iOS :「設定」→「メモ」→「"iPhone (iPad)" アカウント」をオフ
 
iPhone (iPad) 上に保存されているメモがある場合、それを削除しなければスイッチをオフにできないので注意してください。

あたらしい「メモ」アプリは、手書き対応のペンや定規ツールが用意されたイラスト機能のほか、チェックリスト作成機能、写真や地図など添付要素を一覧する機能が追加され、デジタル雑記帳的な存在へと大きな進化をとげています。

* 

わたしは iCloud をつかっていますがほかのクラウドサービスでも同様なことができるともいます。クラウドをつかうと情報が一本化されて保存され、いつでもどこでも移動しながらでも取材状況をチェックすることができて便利です。


▼ アップル iCloud
iCloud

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机の上で作業をするというのではなく、大きなワーキングスペースをイメージして、そのなかで情報処理をすすめることが大切です。

パソコンが普及する以前はわたしたちは、紙の資料や紙のノートを机の上にひろげて勉強や仕事をしていました。

その後パソコンがつかえるようになってからは、机の上は、パソコンのデスクトップに移行して、デスクトップに書類やワープロのウインドウをひろげて作業をしていました。

そして今日、デスクトップからも解放されて、ワークングスペースをイメージ空間にひろげていくつものウインドウをそのなかに空間配置し、アプリを自在に横断しながら情報処理を並列的にすすめることが可能になりました。Mac OS X El Capitan の Mission Control をつかえばこのようなことが容易にできます。

今までは、机の上(デスクトップ)で勉強や仕事をするというやり方でしたが、これからのあたらしい時代は机の上から解放されて、自分独自のワーキングスペースをつくり、そのなかで情報処理をすすめるという方法に発展します。

クラウドとモバイルを利用すればオフィスにいる必要もありません。デスクの上やオフィスにとらわれるのではなく、大きなワーキングスペースをイメージすることが重要になります。

 
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アップルの iCloud ストレージプラン(ストレージ料金)がいままでよりも安価になり、つかいやすくなりました。お得なのは 50GB と1TB です。たとえば 1TB の料金は、月額 2,400円 から 月額 1,300円 になりました。

07

▼ アップル iCloud


130円で 50GB は魅力的なサービスなので利用を検討してみる価値があるとおもいます。

クラウドサービズは Google などもおこなっていて競争が激化してきました。価格がやすくなればクラウド・ユーザーがふえるのはあきらかです。

あらゆるデバイスとデータを統合していくクラウドはこらからの時代になくてはならないサービスです。今後とも注目していきたいとおもいます。


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iCloud.com にファイルの復元機能が追加されました。あやまって削除してしまったファイル・連絡先・カレンダーとリマインダーを復元することができます。いざというときにはとても役立ちます。

iCloud >> 

  • Mac あるいは PC から iCloud.com にログインします。
  • アプリアイコンから「設定」を選択します。
  • 下欄にある「詳細設定」から「ファイルの復元」「連絡先の復元」「カレンダーとリマインダーの復元」のいずれかをクリックします。
ファイルの復元


1.ファイルの復元
  • 復元できるファイルがリスト型式で表示されます。
  • 復元したいファイルにチェックをいれ、「ファイルの復元」をクリックします。
  • 完全に削除されるまでの日数も表示されます。日数に注意してください。

2.連絡先、カレンダーとリマインダーの復元
  • 日付が表示されますので、リストの右端の「復元」をクリックします。
  • 一括置換となります。
  • 個別には復元できませんので注意してください。

クラウドの時代が本格化してきました。これからのキーワードはクラウドとモバイルです(注)。iCloud にどのような新機能が追加され、どのように発展していくか注目していきたいものです。


▼ 注
クラウドとモバイルにくわえて、マーケティングとセキュリティもキーワードにくわえておくとよいでしょう。つまりキーワードは次のとおりです。ハードウェアにとらわれすぎないことが大切です。
  • クラウド
  • モバイル
  • マーケティング
  • セキュリティ





取材の結果をブログをつかって記録していくとデータバンクが自動的に形成されてとても便利です。

かつて、データカードに取材の結果を記録していたときは、カードが大量にたまってくると、どうファイルし、保存し、検索し、利用するかという問題が発生していました。そのためにさまざまな工夫をしてデータバンクのシステムをつくっていました。

しかし現代では、ブログやその他のアプリあるいはインターネットが開発されたためにこれらの問題は解消されました。ブログは、データの保存・分類・検索などの機能をかねそろえたデータバンクのシステムとして利用できます。データの共同利用もできます。本当に便利な時代になりました。

したがって、あまりむずかしいことはかんがえずに、本を読んだり、どこかへでかけたり、人に会ったりして取材したことはどんどん記事にしてアップロード(アウトプット)していくのがよいでしょう。

なお、ブログの分類項目やタグクラウド(注)をつくるときには、まず、そのブログ全体の課題(テーマ)を明確にし、そのサブテーマ的なものを大項目主義で分類項目やタグクラウドにするとよいです。課題が不明確なままで、しかもこまかい分類をはじめると迷路にはまりこみ、せっかくのブログの機能がつかいこなせなくなります。


▼ 注
タグクラウド (tag cloud)とは、各記事につけたタグ(目印)をリスト化して表示し、その出現頻度をフォントサイズなどによって視覚的にあらわす仕組みです。

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情報収集をし、記録する - 取材法(1)- 
最小限おぼえることによって最大限につかえる骨格となる知識をあらかじめ身につけておく - 取材法(2)-
取材のまえに問題意識を鮮明にしておく - 取材法(3)-

現場をぶらついて原体験をつくる - 取材法(4)-
「探検の5原則」にしたがって取材をすすめる - 取材法(5)-
取材活動をしてからそのあとで質問紙法による調査をする  - 取材法(6)-
汎用性のあるキーワードをおぼえておく - 取材法(7)-
取材では、泥くさく個別からくいこむ - 取材法(8)-
聞き取り調査では相手に自由にかたってもらう - 取材法(9)-

個体識別をし、名前とともに記録する - 取材法(10)-
その時その場で点メモをつける - 取材法(11)-
点メモをもとにしてまとめの記録をつくる - 取材法(12)-
毎日の生活や仕事の場で取材する - 取材法(13)-

取材の結果をブログにアウトプットする - 取材法(14)-
ブログは自動的にデータバンクになる - 取材法(15)-
得点主義にたって記事をピックアップする - 取材法(16)-
取材法は、問題解決の第2段階目でつかう - 取材法(17)- 

取材法をつかって現場をとらえる - 取材法のまとめ -


定額制音楽配信サービス「Apple Music」はストリーミングをつかったサービスですので、Wi-Fi につながっていないときのために、とくに気に入った曲はスマートフォンなどにダウンロードしておくとよいでしょう。

Apple Music は、スマートフォンや Mac/PC が Wi-Fi とつながっているときは問題はありませんが、つながっていないときには、Wi-Fi につながっているときに楽曲をダウンロードしておいてオフラインできくか、データ通信を利用してストリーミングできくという2通りの方法があります。


ダウンロードをする場合は、iOS のときは、「三点リーダー」(・・・)をタップしてオプションを表示させ「オフラインで再生可能にする」を選択します。ダウンロードされオフラインでもきけるようになると iPhone の場合は アルバム・ジャケットあるいは楽曲に iPhone マークがつきます。また「My Music」のアルバム/プレイリストの項目に「オフライン再生可能な項目を表示」が用意されていので、これを有効にすると iPhone 内に保存された曲のみを表示できます。

Mac/PC の iTunes の場合はクラウド・ボタンをクリックします。ダウンロードされるとクラウドマークがきえます。

一般的には、気に入った曲については Wi-Fi につながっているときに iPhone などにダウンロードしておくのがよいでしょう。

* 

一方、モバイル利用時にデータ通信(4G/3G通信)をつかう場合は、キャリア(通信会社)のプランにもよりますが、パケット通信料が圧迫され、データ容量が大きくなると課金されますから注意が必要です。

Apple Music をデータ通信ではつかわない場合は、iPhone の[設定]→[iTunes & App Store]でモバイルデータ通信を OFF にしておきます。この設定は、App の自動ダウンロードにも適応されるので注意してください。


▼ 追記 
アップル上級副社長のエディ=キュー氏は、「Apple Music のビットレートは接続環境(Wi-Fi か 3G/4Gか)によって変わる」と発言しています。Apple Music のビットレートは公式には 256kbps と発表されていますが、3G/4Gをつかってきくときにはもう少し低くなるようです。つまりデータ通信ではやや音質がおちるということです。

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定額制音楽配信サービス「Apple Music」は、あたらしいサービスを音楽ファンに提供する仕組みであり、情報化時代のあたらしいビジネスモデルといえるでしょう。

Apple Music は、スタートしてまだ何日もたっていませんが音楽ファンにとってはうれしい衝撃になっています。今後、音楽をめぐるあらたなライフスタイルが創出されていくことになるとおもわれます。

* 

目玉ともいえるサービスは「For You」です。これは、機械的に単にはじきだしたリストとはちがい、各ジャンルの専門のキュレーター(選曲家)がアップルにはいて、「人の手によるキュレーション」がはいっているとのことです。ユーザーが曲を再生すればするほど提案の精度があがり、ユーザーがこのむとおもわれる選曲がよりなされるようになっていきます。あたらしい楽曲やアーティストとつぎつぎに出会える仕組みです。

まずは「For You」をたのしんでみるとよいでしょう。

わたしはクラシック音楽をおもにきいて、今まできいたことのなかった演奏家の演奏がつぎつぎにきけるようになりました。またおなじ曲をさまざまな演奏家でききくらべることも簡単にできるようになりました。今までは、このようなことはコストや労力の関係でできませんでした。音楽への入り口が大きくひろがったといった感じです。


Apple Music はただ単に音楽をきくための装置ではなく、音楽をめぐるあたらしいサービスを提供する仕組みになっています。「My Music」「For You」「New」「Connect」などのサービスが集約的にシステム化されていて、わたしたちユーザーはそのサービスを利用し、そのために利用料を支払うことになります(ただしトライアル期間の3ヵ月間は無料)。

これは、不特定多数の人々に物を販売するという従来のビジネスではなく、それぞれのユーザーにそれぞれに適したサービスを提供する情報産業です。サービスのなかに音楽や情報や提案やコネクトなどが総合的にふくまれているのです。そもそも音楽自体が人々の心をゆたかにするサービスであるととらえなおすこともできるでしょう。

Apple Music にみられるこのようなやり方はほかの分野にも波及するのではないでしょうか。情報化時代のあらたなビジネスモデルを Apple Music にみることができます。音楽以外の分野の人々にとっても非常に参考になるとおもいます。


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アップルの定額音楽配信サービス「Apple Music」がはじまったことは、情報処理技術のクラウド化が今後ますます すすむことをしめしています。

音楽は以前は、レコードあるいはCDをショップで買ってきてきくものでした。それが、iTunes などがでてきてダウンロード購入をしてきくものになり、そして今度はストリーミングとクラウドをつかってきく仕組みに発展しました。

 (1)レコードあるいはCDを買ってきてきく
 (2)ダウンロードしてきく
 (3)ストリーミングとクラウドをつかってきく

これと同様な流れはアプリについてもありました。

 (1)CD-ROM を買ってきてパソコンにインストールしてつかう
 (2)ダウンロードしてインストールしてつかう
 (3)クラウド・アプリを利用する

さまざまなアプリが今日ではクラウド化してきています。最近では、会計ソフトがつぎつぎにクラウド化して話題になりました。

クラウドは、データ(各種ファイル)をクラウドにおいておき、必要なときにアクセスしてつかうのが特色です。

このような観点からは、ウェブメールもそもそもクラウドだったわけです。あるいはつかい方にもよりますがツイッターやフェイスブックやブログもクラウドです。

こうしたクラウド化の流れからいうと書籍もいずれクラウド化するのではないでしょうか。

 (1)書店で本を買ってきて読む
 (2)電子書籍をダウンロード購入して読む
 (3)ストリーミングで読む

現在は(1)と(2)が混在している段階です。こまかい技術は別にして将来的には(3)がおこり、書籍も所有する必要がなくなるのではないでしょうか。書籍も物ではなくなり、情報処理のひとつの手段として位置づけられます。


このように、購入して所有するという仕組みから、必要なときに必要な情報(ファイル)にアクセスして利用するという仕組みに変化していくとかんがえられます。これは非常に大きな変化です。

そして物を得るということから情報処理をするということに主眼がおかれるようになります。こうした情報化の流れは今後ともつづき、物質社会から情報社会へと世の中は転換してくのでしょう。

したがってこれからはひとりひとりが情報処理能力をみにつけ、みずからが情報処理の主体になることがもとめられます。クラウドとそれにつながる各種デバイス(端末)はそのための道具です


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ビジョンをえがき、全体をデザインし、自分らしいライフスタイルを生みだす - 映画『スティーブ・ジョブズ』-


▼ 追記
アップルは、2015年4月に「写真」アプリを登場させて写真もクラウドに対応させました。撮影した写真のオリジナルはクラウドにおいておけばよいようになりました(ただし一般的には iCloud Drive の増量が必要です)。アップルの開発の流れをみているとクラウド化の様子がよくわかります。
「iCloud フォトライブラリ」と「iCloud Drive」をつかう - アップル「写真」アプリ(1)-




アップルの定額音楽配信サービス「Apple Music」がはじまってまだ2日目ですが、今までとは世界がちがってきました。これは、音楽とのあらたな出会いを提供する仕組みととらえることができます。

注目すべきは「For You」というあたらしいサービスです。これにより、知らなかった楽曲やアーティストを発見しやすくなりました。

わたしたちユーザーが検索して必要な情報をさがしだす仕組みももちろんありますが、For You は、各ユーザーの使用状況にもとづいてユーザーそれぞれに適した情報を Apple Music が提案します。そしてユーザーが Apple Music をつかえばつかうほど For You は充実していきます。

このあたらしいサービスは、不特定多数の人々に物を販売するという従来のビジネスとはあきらかにちがいます。

そしてユーザーは、For You にしろ検索にしろとにかくまず1回きいてみればよいのです。購入ではないのですからどの曲でも自由にきくことができます。その結果、どうってことなければもうきかなければよいし、気にいれば何回もきけばよいということになります。

今までは、iTunes でプレビュー(曲のごく一部)をまずきいてみて購入するかどうか判断し、そして本当に必要だとおもわれるものを購入するという手順でした。そこでは、買ったけれどもどうってことなかったという商品もいくらかありました。しかし、これからはそのようなことはなくなります。未知の領域に安心してはいっていけます

こうして Apple Music はあたらしい音楽ポータルになるのだとかんがえられます。

さまざまな機能を集約・統合して見通しをよくし、直観的に誰もがつかえるようにしたアップルのトータル・デザインもみのがせません。

ユーザーそれぞれのニーズにこたえるこのようなサービスは、たとえば美術作品や電子書籍などについても将来的にはおこなわれるようになるのではないでしょうか(注)。

ユーザーにとっては情報収集の手段がふえるわけで、(自分の心のなかへの)情報のインプットがより効率的・効果的になるとかんがえられます。


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▼ 注
Amazon や楽天などでもこのようなサービスを一部でおこなっていますが、将来的にはもっと大規模におこなわれるようになるとおもわれます。




アップルの定額音楽配信サービス「Apple Music」がスタートしました。これで、ストリーミングとクラウドをつかって膨大な楽曲を手軽にたのしめるようになりました。


Apple Music をつかうためには iOS(iPhone/iPad/iPod)と iTunes(Mac/PC)を最新バージョンにアップデートしなければなりません。Android には現段階では対応していませんが今秋から対応するとのことです(注1)。


つぎに、iOS でしたら「ミュージック」アプリ、Mac あるいは PC でしたら iTunes をたちあげます。初期設定画面がでてきて Apple Music のトライアルメンバーに登録するかどうかきいてきます。

3ヵ月間は無料トライアルで利用できます。3ヵ月たつと自動的に下記の課金がはじまります。利用を継続しない場合は課金前に登録を解除することができます。

 個人メンバーシップ:980円/月
 ファミリーメンバーシップ(最大6人):1480円/月


メンバーシップに登録すると、「お気に入りジャンル」の初期設定画面になります。これはあとで、「アカウント設定」→「好きなアーティストを選択」で変更できますから、ふかくかんがえずにタップ(クリック)して先にすすみます。


あたらしい「ミュージック」アプリあるいは iTunes の画面になり、いくつかのタブがでてきます。

For You」:自分の検索や好みのアーティストを反映した楽曲やアルバムが自動的に表示されます。Apple Music をつかえばつかうほど「For You」の提案がよくなっていくとのことです。

New」:楽曲やアーティストをあらたに自分でみつけることができます。検索をつかっていろいろさがしてみるとよいでしょう。膨大な数の楽曲がでてきます。

あとはタップ(クリック)してきくだけです。これだけたくさんの曲が自由にきけるのというのは正直いっておどろきです。

Radio」:インターネットラジオをジャンル別できけます。BGM にはいいのではないでしょうか。

Connect」:自分がフォローしたアーティストから、日々の活動や新譜、ライブ情報、写真やビデオなどのアップデートがとどく仕組みで、すきなアーティスト専用のソーシャルメディアのような仕組みだそうです。アーティストのページには「Follow」ボタンがあり、これをクリックすると「Connect」に新規投稿が表示されるようになります。


プレイリストや楽曲には、「」ボタンと「ハート」ボタンが用意されていて、「+」ボタンをおすと、プレイリストや楽曲を「My Music」に追加できます。「ハート」ボタンは音楽の好みを Apple Music に記録する役割があります。

My Music の音楽は、オフラインできくためにデバイスにダウンロードすることもできます。インターネットにつながっていない場面でも音楽をたのしめます。iOS の場合は「三点リーダー」をタップしてオプションを表示させ「オフラインで再生可能にする」を選択します(各曲にマークがつきます)。iTunes の場合はクラウド・ボタンをクリックします。


「iTunes Store」はこれまでどおり のこっていて、1曲ごとにあるいはアルバムごとに購入できますが、1曲150円とかアルバム2000円とかで購入することは今後はなくなるのではないでしょうか。ひと月に1枚以上のアルバムを買っていた人にとっては Apple Music の方が割安です。

また「iTunes Match」は一般的には必要ないとおもいます。「使わない」をクリックするとタブそのものが消えます。

 
Apple Music の特色は、ストリーミングサービス音楽ライブラリーのクラウド化です。楽曲を買うという今までの仕組みからは大きく変化することになります。

米国では3700万曲(日本国内向けは数百万曲)ともいわれる膨大な楽曲に自由にアクセスできるようになり、また、自分のライブラリ全体が「iCloudミュージックライブラリ」に自動的にアップロードされ、同一の Apple ID をもつデバイスでいつでもどこでもきけるようになります(注2)。

Apple Music をつかって集約的に手軽に音楽がたのしめるようになったことは、クラウドの時代が本格化してきたことをしめす一例といえるでしょう。今後、クラウドをどうつかいこなし、クラウドとどうつきあっていけばよいのか、よくかんがえて準備をしておかなければならないとおもいます。


▼ 注1
2015年秋には、Android にくわえて Apple TV でも Apple Music がつかえるようになる予定です。

▼ 注2
iOS デバイスで Apple Music を利用するかしないかは「設定」で操作できます。「設定」→「ミュージック」にはいり、「Apple Music を表示」をオン、「iCloudミュージックライブラリ」をオンにすると利用できます。利用しない場合はオフにします。

なお「iCloudミュージックライブラリ」は「iCloud Drive」とは別物でありリンクはしていません。

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米アップルは、ストリーミングを利用した新サービス「アップルミュージック」(注1)を6月30日からはじめると発表しました。月9.99ドル(約1200円、最初の3ヶ月は無料)で3000万曲がきき放題になるそうです。

6月8日(日本時間の9日未明)、アップルが自社製品に対応するソフトウェアやサービスなどの開発者向けに発表するWWDC(ワールドワイド・デベロッパー・カンファレンス)が開催され基調講演がありました。

あたらしい「アップルミュージック」は定額制の音楽配信サービスであり今度の方式はストリーミング方式になるのが最大の特徴です。これはダウンロード方式(スマートフォンやパソコンなどのデバイスにいろいろな楽曲を購入して保存する方式)とはことなり、ききたい音楽をサーバーから受信しながら逐次再生する仕組みです。

楽曲やアルバムを購入して自分のライブラリ(ストレージ)に追加していく必要はなくなり、毎月の加入料を支払うことで、音楽配信サービスに登録されているすべての楽曲を自由にたのしめるようになります。「アップルミュージック」は加入型音楽配信サービスです。


このような加入型音楽配信サービスが出現してきた背景にはクラウドの発展があります。クラウドでは、データはストレージにではなくクラウドにおいておき、インターネットをつかっていつでもデータにアクセスすることがきます。

そもそも、アップルの音楽ダウンロードサービスの iTunes music は売上を落としつつありました。ダウンロード型サービスにかわってストリーミングの加入型サービスが台頭するのは時代の潮流でしょう(注2)。

「アップルミュージック」をみてもクラウドが本格化しつつあることがわかります。


▼ 注1

▼ 注2
ストリーミング型の音楽配信サービスということでは、アップルの iTunes でもインターネットラジオがすでにありました。インターネットにつながっていれば、iTunes でインターネットラジオを無料で利用できます。

非常に多数のラジオ局があり、あらゆる分野の膨大な楽曲が放送されています。作曲家別・楽器別の放送もたくさんあります。Mac の場合は iTunes をたちあげてインターネットラジオのアイコンをクリックすればすぐに利用できます。iPhone や iPad の場合でしたら、インターネットラジオ・アプリを App Store から入手(無料)すればきくことができます。ただしあくまでも放送ですから一方的に楽曲がながれてきます。バックグラウンドミュージック用にはいいのではないでしょうか。

今度の「アップルミュージック」は有料ですからインターネットラジオよりもつかい勝手がよくなり、これまでよりも音楽がたのしみやすくなるのだとおもいます。

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Mac OS X「Yosemite」付属のあたらしい「写真」アプリをためしてみました。ひとことでいえば「写真」アプリは「iCloud」(アップルのクラウド)の使用を前提としてつくられたアプリでした。

iCloud フォトライブラリ」という機能が「iCloud」にあらたにくわわり、これをオンにしておけばに写真と動画のオリジナルのすべてが「iCloud」に保存されます。

また、もっているすべてのアップル・デバイスで写真と動画が同期され、それぞれのデバイスには最適な画像メモリで保存・表示されます。

デバイスが手元になくても、ネットで「iCloud」に接続できればどこからでも「写真」にアクセスできます。

これらのすべての機能が全自動でおこなわれるのできわめて簡単、つかいやすさは抜群です。ケーブルでいちいちつないだり、「フォトストリーム」というわかりにくくエラーのあるアプリをつかう必要はもうなくなります。

問題は、「iCloud」のストレージ「iCloud Drive」の容量を増量しなければならないことです。5 GB までは無料ですがこれでは足りないことはあきらかであり、それをこえる場合は料金がかかります。

わたしはクラウドをためしている(実験している)ので 200 GB をあらたに購入しましたが、「iCloiud のストレージ」料金はあきらかに割高です。

しかし将来的には料金がやすくなるかもしれません。あるいは同料金でストレージ容量が倍増になるかもしれません。


今回は「写真」アプリについてためしてみましたが、本当の課題は「写真」アプリをつかうかどうかよりもクラウドになれることです。時代は、いよいよクラウドの時代に突入してきました。

クラウドが本格化する将来は、写真や動画のみならずすべてのデータをクラウドに保存しておくようになります。手元のハードディスクに自分のデータを保存しておくのではなく、外部サービスにデータをあずけておくようになるということです。

これは、自分のお金を銀行にあずけておくのと似ています。銀行をつかえば、必要なときに必要な金額のお金をあずけたり おろしたり送金したりすることができます。自分のお金をつねに手元においておく必要はありません。

この銀行のシステムと似ているのでクラウドは「データ・バンク」のシステムであるといってもよいでしょう。クラウドつまり「データ・バンク」をつかえば、必要なときに必要なデータをアップロードしたりダウンロードしたり転送したり共有したりすることが簡単にできるようになります。

すると Mac や iPhone や iPad は単なる端末にすぎなくなります。銀行でいえば ATM やインターネットバンキング・サイトです。

したがって Mac や iPhone や iPad などの端末にとらわれすぎずにクラウド(データ・バンクのシステム)をつかいこなすことをかんがえた方がよいでしょう。

クラウドの時代に重要なのは端末よりも情報処理の主体である人間(自分自身)の情報処理能力です。このようなシステムを道具としてつかって人間(自分)自身が情報処理能力を高めていくことが大きな課題になります。

このようなクラウドの時代に今からそなえておくことは重要なことだとおもいます。

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Mac のあたらしい「写真」アプリは、写真管理ソフトウェアとしての機能とともに基本的な写真編集機能もそなえています。

「写真」で写真を編集するには、その写真を選択して「編集」ボタンをクリックします。すると非常に基本的な6つの編集オプションを使用できます。

補正」:画質を補正しよくする一連の変更を自動でおこないます。

回転」:画像を90度ずつ回転させることができます。

トリミング」:画像をまっすぐにしたり、トリミングしたり、アスペクト比を調整したりすることができます。画像の角度を微調整する機能はこの「トリミング」にくわわりました。水平方向を自動で調整するボタンもあります。

フィルター」:「モノ」、「トーナル」、「ノアール」「フェード」、「クローム」、「プロセス」、「トランスファー」、「インスタント」の8種類のフィルターを画像にかけることができます。

調整」:「ライト」や「カラー」、「白黒」などの調整をおこなうことができます。下向き矢印をクリックすれば、各項目に関するさらにこまかい調節が表示されます。さらに、「追加」ボタンをクリックすれば、「ホワイトバランス」、「レベル」、「ノイズ」なども調節できます。これらはすべてスライダー(調節つまみ)を使ってコントロールします。スライダーを右へスライドさせれば効果を強め、左へスライドさせれば効果を弱めます。

レタッチ」:は、傷や汚れをかくすことができます。小さな傷や汚れを隠す必要がある場合には役に立ちます。

基本的な編集でしたらあたらしい「写真」でまにあいますので写真編集アプリは別途必要ないでしょう。写真の管理から編集まで以前よりもやりやすくなりました。


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「iCloud フォトライブラリ」と「iCloud Drive」をつかう - アップル「写真」アプリ(1)-
「iCloudフォトライブラリ」あるは「自分のフォトストリーム」のどちらかを選択する - アップル「写真」アプリ(2)-
「写真」をつかってみる - アップル「写真」アプリ(3)-
あたらしい「写真」の編集機能をつかう - アップル「写真」アプリ(4)-
クラウド時代にそなえる - アップル「写真」アプリ(5)-


アップルの Mac OS X「Yosemite」のあたらしい「写真」アプリはこれまでの「iPhoto」とはことなる機能がいくつかあります。基本的には iOS の「写真」と同様になり、つかいやすくなりました。

「写真」は「iCloudフォトライブラリ」と統合されたアプリですが、「iCloudフォトライブラリ」をつかわない場合は、手動あるいは「フォトストリーム」をつかって写真をよみこんだりデバイス間で同期させることができます。

「iCloudフォトライブラリ」をつかう場合は、iCloud への写真の保存やデバイス間の同期はすべて自動でおこなわれます。「iCloudフォトライブラリ」をオンにしておけばよいだけであとは何もしなくてよく一番簡単です。ただし、iCloud ストレージ容量が5GB をこえると使用料がかかります。

写真は、年・コレクション・モーメントなど複数のレベルで区分けされます。タイムライン上でクリックすることでどの写真にもズームインできます。さらに撮影場所の名前をクリックすれば、写真に付加されたジオタグが示す場所の地図を見ることもできます。

パノラマ撮影・連写撮影・タイムラプス撮影など写真のタイプによって自動的に分類表示されます。

アルバム・日付・撮影場所によっても分類できます。

iPhotoの星の数による評価システムはなくなり、「お気に入りの」写真に「いいね!」をつける方法になりました。

iPhotoよりも「写真」のほうがずっと反応がよく、システムリソースを大量に消費することなく手際よく写真を整理できるようになりました。


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アップルのあたらしい「写真」アプリでは、「iCloudフォトライブラリ」あるは「自分のフォトストリーム」のどちらを使用するか選択しなければなりません。

「iCloudフォトライブラリ」を有効にすると撮影した写真は iCloud にアップロードされていき、そこにオリジナルが保存されます。「自分のフォトストリーム」は必要なくなり表示されなくなります。

「iCloudフォトライブラリ」についてはストレージ容量が5GBまでは無料ですがそれ以上の場合は有料になるので注意が必要です。一般的には容量は5GBではたりないことが多いので、「iCloudフォトライブラリ」は iCloud ストレージを購入することを前提としたシステムとかんがえてよいでしょう。

したがって、外付けストレージや Flickr などの外部サービスに写真を保存したりバックアップするのでしたら「iCloudフォトライブラリ」は使用しないことになります。

一方、「iCloudフォトライブラリ」はつかわずに従来からある「自分のフォトストリーム」を有効にしておくと、iOS デバイスで撮影した写真やコンピュータによみこんだ写真が「自分のフォトストリーム」に自動的にアップロードされ、すべてのデバイスで表示できるようになります。「自分のフォトストリーム」にアップロードされた写真の容量は、iCloud ストレージの消費量としてカウントされませんが、アップロードされた写真は 30 日間あるいは直近の1000枚しか保存されないことに注意してください。また、iPhone などで撮影した写真の一部がアップロードされないというエラー(いわゆる歯抜け現象)がときどきおこることが報告されていてわたしも経験しています。

結局、 「iCloudフォトライブラリ」は大変便利であるが割高であるといえます。「iCloudフォトライブラリ」を導入するか従来の方法でしばらくやるかは用途とコストを勘案してきめることになります。


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Mac OS X「Yosemite」を先日アップデート(10.10.3)しました。これには、新しい「写真」アプリがふくまれていました。このアプリはこれまでの「iPhoto」と「Aperture」にとってかわる実用的なアプリです。

「写真」は自動的にインストールされますが、ふるい「iPhoto」と「Aperture」は削除されずにつかうことはできます。ただしこれらでおこなった編集などは「写真」には反映されません。

「iPhoto」か「Aperture』をつかっている場合、これまでの「写真ライブラリ」は自動的に「写真」にインポートされます。複数のライブラリをもっている場合は、オプションキーを押しながら「写真」を起動してください。どのライブラリを使用したいかをたずねてきます。

「写真」は、「iPhoto」や「Aperture」と同じマスターファイルを使用するので、完了しても昔のライブラリは削除しないでください。タグをつけた顔・位置情報・日付・アルバムなどの詳細情報もすべてとりこんでくれます。

「写真」をたちあげると、「iCloud フォトライブラリ」をつかうどかどうかたずねてきます。「iCloud フォトライブラリ」をつかう場合は「iCloud Drive」をオンにします。

ただし「iCloud フォトライブラリ」をつかう場合には注意が必要です。「iCloud Drive」により大きなストレージ容量が必要になり、下記の使用料が別途かかるからです。

 20GB:月100円
 200GB:月400円
 500GB:月1200円
 1TB:月2400円

「iCloud フォトライブラリ」をオンにすると、自分の現在の写真ライブラリーの容量を自動で計算して、何GB の「iCloud Drive」ストレージが必要かを通知してきます。わたしの場合は 200GB でした。

わたしはクラウドに興味があり、ためしにつかってみるために 月400円を支払うことにしました。

しかし現在、1TB の外付けハードディスクが1万円以下で買えるようになっていますので「iCloud Drive」使用料は割高です。「iCloud フォトライブラリ」をあわててつかう必要はないとおもいます。コストをかんがえながらつかうかどうかを決めればよいでしょう。

アップルの公式サイトによりますと、Mac のあたらしい写真アプリ「Photos(写真)」が今春リリースされるそうです。

Apple “Photos”(公式サイト) >>

これまでと何がかわるのかというと、写真もクラウド(iCloud)で保存・管理するようになるということです。

「Photos(写真)」は、これまでのアプリ iPhoto と Aperture にとってかわるものであり、13年ぶりの写真アプリ一新となります。Aperture はもうすぐ販売終了になります。基本ソフト「OS X Yosemite」搭載の Mac ユーザーには無料配布される予定です。

これまでは、「フォトストリーム」など iCloud をつかった写真の管理は複雑でしたが、新写真アプリでわかりやすくなります。機能をオンにしておけば、どのアップル端末で撮影された写真であっても iCloud に転送・同期され、どのアップル端末からでもネット経由でアクセスできるようになります。ケーブルでつなぐ必要はありません。

他社のデジタルカメラなどアップル以外の端末(デバイス)で撮影した写真は、「Photos(写真)」に転送すれば、「Photos(写真)」が iCloud に自動で同期してくれます。

アップル以外の端末で写真を閲覧したいときは、ウェブサイト「iCloud.com」からアクセスすればよいです。

写真の編集機能や処理速度もこれまでよりも格段に改善されるそうです。

ただし注意点は、iCloud ストレージの容量をあらたに購入しなければならないことです。iCloud は5ギガまでは無料ですがそれ以上は有料になります。5ギガではとてもたりないでしょう。

20ギガ:月額100円、
200ギガ:月額400円、
500ギガ:月額1200円、
1テラ:月額2400円

です。200ギガあれば通常はたりるとおもいます。

いよいよクラウドの時代に本格的に突入してきました。クラウドを利用した情報処理の仕方やスタイルをそれぞれに習得・開発していく必要があるでしょう。

「Photos(写真)」がリリースされたら実際にためしてみて、あらためてレポートしたいとおもいます。


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