いま、美術館と博物館があついです。ガイドをつかえば選択と予習ができます。
『ぶらぶら美術・博物館』は、BS 日テレで毎週火曜日に放送している同名の美術バラエティー番組のガイドブックです。
2018 年に観ておきたいおすすめ展覧会セレクト 15山田五郎 X しりあがり寿 アート青春談義おぎやはぎの全国ぶら美旅スペシャルプレイバック高橋マリ子とミュージアムグッズ全国こだわりの美術・博物館 30展覧会を盛り上げるオシゴト図鑑
「2018 年に観ておきたいおすすめ展覧会セレクト 15」はとくに参考になります。4〜6ページをそれぞれにさいて紹介していて、展覧会の選択と予習に役立ちます。
- ルーブル美術館展
- プラド美術館展
- 横山大観展
- ジョルジュ・ブラック展
- ミケランジェロと理想の身体
- 縄文 1万年の美の鼓動
- 藤田嗣治展
- フェルメール展
- ルーベンス展
- ムンク展
- ヌード NUDE
- プーシキン美術館展
- 特別展「江戸の戯画」
- ミラクル エッシャー展
- 特別展「仏像の姿」
そのほかでおもしろかったのは、「展覧会を盛り上げるオシゴト図鑑」のなかの「音声ガイド制作」です。音声ガイドがどのようにつくられているのかがよくわかりました。
目でみるだけでなく、音声ガイドをつかって耳でもきくと、感覚(情報インプットのルート)がふえたぶん理解がすすみ、記憶にものこりやすくなります。まさに視聴覚です。
しかし音声ガイドをききながらあるいていくと、音声ガイドがついた作品を中心にしてみてしまう傾向がでてきます。そこでもし可能なら、ひととおりみおわったあと、音声ガイドをきかないでもういちど会場をあるいてみることをおすすめします。今度はもっと自由に、全体的に満遍なくみてもよいですし、自分の興味をひく作品を中心にみてもよいです。こうすれば展覧会の印象はいっそうふかまり、お気に入りの逸品もみつかります。
BS 日テレの「ぶらぶら美術・博物館」(ぶら美)は教養番組というよりもエンターテインメント番組であり、散歩感覚で美術館・博物館をおとずれて作品観賞をたのしんでいきます。NHK の「日曜美術館」(日美)とはだいぶ雰囲気がちがいます。ナビゲーターの山本五郎さんは素人にもわかるようにはなしてくれますし、彼にくっついてあるいていく3人の反応もおもしろいです。わたしたち視聴者も五郎さんについて一緒にあるいていく気分になれます。
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自分に適した手引書にめぐりあう - 常設展をたのしむ -
アウトプットをしようとおもってインプットする
美術館にいって情報処理訓練をする - 上野行一著・監修『五感をひらく10のレッスン』-
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