変形菌のうつくしくい写真がみられます。
『ナショナルジオグラフィック』(2018年4月号)では変形菌の貴重な写真をみることができます。

きのこのように胞子をとばして子孫をのこす植物的な性質と、移動しながら微生物などを捕食する動物的な性質とをあわせもつのが変形菌です。うつしくも不可思議な世界がここにあります。

変形菌(粘菌とも)は、エコロジーの先駆者・南方熊楠がこのんで研究をしていました。熊楠の生誕 150 年にあたる今年、あらためて変形菌がみなおされています。

変形菌は、名に菌とついていますがキノコやカビのような菌類ではなく、植物でも動物でもないアメーバの仲間とされ、ライフサイクルに「変形体」と「子実体」とよばれる状態をもちます。

自然界には、わたしたちの常識ではかんがえられない生きものがいます。自然界は、人間がおもっている以上に複雑で奥行きがあります。その未知の世界を垣間みるのはたのしいことです。


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▼ 関連サイト
変形菌 美しくも不思議な生き物(ナショナルジオグラフィック Photo Stories)

▼ 文献
『ナショナルジオグラフィック日本版』(2018年4月号)日経ナショナルジオグラフィック社