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カワズザクラ(平行法で立体視ができます)
さまざまな植物を観察するとともに、新宿御苑全体の空間にも意識をくばるようにします。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。新宿御苑で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -



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カワズザクラ
新宿御苑内にあるエコハウス(レストランゆりのき)前で2本のカワズザクラ(河津桜)が見ごろをむかえています。早春の桜としてとても人気があります。



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シュゼンジカンザクラ
シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)はカンヒザクラとオオシマザクラの交雑種とかんがえられる栽培品種であり、静岡県修善寺町の修善寺にある木が原木であるとされています。レストハウス前の中の池のふちで堂々とたたずむ姿が人気です。



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サンシュユ(ミズキ科)
中国原産の落葉高木で、江戸時代に薬用植物として渡来しました。春先に、黄金色の花がさくことからハルコガネバナ(春黄金花)の別名があります。新宿御苑内南部にあるモミジ山でみつけました。




カワズザクラ、シュゼンジカンザクラ、サンシュユが見ごろをむかえています。春のおとずれを感じます。

新宿御苑にいったら、いろいろな植物を見るとともに、それらが、新宿御苑のなかのどこに位置しているのかも知るようにします。植物がどのように空間配置されているのかを知ることは、新宿御苑の空間を認識することになります。個々の植物は点的情報、新宿御苑(の全体)は空間的情報といってもよいでしょう。

新宿御苑は植物園でもあり庭園でもあるので、さまざまな植物の空間配置に工夫がこらされています。それぞれの配置にはそれぞれに意味があります。意味が随所にかくされています。そもそもその意味は、全体のなかの位置できまります。

新宿御苑でなくても、庭園あるいは植物園や動物園などにいったら、個々の対象を観察するだけでなく、空間にも意識をくばるようにするとよいでしょう。空間法の実践です。

▼ 注
新宿御苑