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アラースの谷(交差法で立体視ができます)
景観をみると、その地域の自然環境の大局が認識できます。もっと景観を “観賞” すべきです。
ステレオ写真はいずれも交差法で立体視ができます。よこはま動物園ズーラシアで撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -



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ゴールデンターキン(鯨偶蹄目 / ウシ科)



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ゴールデンターキン(鯨偶蹄目 / ウシ科)




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レッサーパンダ(食肉目 / レッサーパンダ科)




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アムールヒョウ(食肉目 / ネコ科)



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フンボルトペンギン( ペンギン目 / ペンギン科)



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ミナミアフリカオットセイ(食肉目 / アシカ科)



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ホッキョクグマ(食肉目 / クマ科)



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トウホクノウサギ(ウサギ目 / ウサギ科)



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アラースの谷



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アラースの谷


ズーラシアの「亜寒帯の森」ゾーンは、針葉樹林がつづく「アラースの谷」を中心にしてひろがっています。

年間をとおして気温がひくいシベリアやカナダなどには、カラマツやトウヒといった針葉樹がみわたすかぎりつづいています。ひと目で、熱帯雨林などとは景観がことなることがわかります。

人間をふくむ動物は、地球上のさまざまな自然環境に適応して進化してきました。その自然環境を視覚的にとらえた場合、それは景観といってもよいでしょう。

とくに人間は、景観をみて環境を理解してきたという歴史があります。したがって景観をみることは、本源的な視覚能力をのばし、情報処理の可能性をひきだします。心の空間も整備されます。景観をもっと “観賞” すべきです。


 

「アラースの谷」には遊歩道やベンチなどがあり、散策をしたり弁当をたべたりするのに最適です。崖や滝などもあって、亜寒帯の森を疑似体験しながら気分転換ができます。ズーラシアのなかでは人があるいていることもあまりなくて穴場的なエリアであり、ゆっくりやすんだり、ストレスを解消するのにもいいでしょう。
 

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▼ 注
よこはま動物園 ズーラシア
開園時間・入園料
園内マップ



▼ 参考文献
村田浩一監修『よこはま動物園ズーラシアガイドブック 改訂版 II』公益財団法人横浜市緑の会、2015年4月22日発行(正門ちかくのショップで購入できます)