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(平行法で立体視ができます)
大きなもの、複雑なもの、めんどうなものは縮小・圧縮してイメージし、処理し記憶していくとよいです。鉄道模型はそのための “モデル” です。
ステレオ写真はいずれも平行法で立体視ができます。原鉄道模型博物館(注)で撮影しました。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 -



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鉄道模型は列車や鉄道関連施設を縮小したものです。大きなものを小さくすると見え方ががらりと変わります。高い位置から遠いところからながめることができ、全体像がつかめます。ジオラマは、非常にたくさんのものをみごとに整理しています。日常とはちがう体験ができておもしろいです。

鉄道模型のように、大きなものを小さな模型にすることは誰にでもできることではありません。しかしイメージの世界において、大きなものを縮小・圧縮することは誰にでもできます。

たとえば旅行のときにのった列車を鉄道模型のように小さくしてイメージしてみます。あるいは旅行先の地域全体をジオラマのようにイメージしてみます。こうすれば、高い位置から遠いところから全体が見えます。非常にたくさんの物事が整理されます。旅行のときの非日常体験はいっそう鮮明になり、味わいがふかまり、記憶にもよくのこります。想起もしやすくなります。自分の存在もちっぽけになってしまい、悩みが消えてしまったなんてこともおこるかもしれません。

鉄道や旅行にかぎらず、大きなもの、複雑なもの、めんどうなものなどを縮小・圧縮してイメージすることの効能はとても大きいです。

コンピューター・ファイルもそうであるように、イメージは圧縮するととてもかるくなり、とりあつかいが容易になります。保持・想起も簡単になります。情報は圧縮されるものです。したがって重い情報ほど圧縮するとよいです。圧縮された情報は必要に応じてとりだして復元してつかっていくことになります。

鉄道模型をまさに “モデル” にして縮小・圧縮法を実践してみるとよいでしょう。




原鉄道模型博物館は、著名な鉄道模型製作・収集家だった原信太郎(1919-2014)の世界的なコレクションの一部と鉄道関連資料を展示している博物館です。

巨大なジオラマがひろがり、そのなかを、ゴトンゴトンと本物のような音をたてながらはしっていく列車をみていると、好きなことのために一生をついやした原信太郎の生きざまがありありとつたわってきます。「好きこそものの上手なれ」です。

鉄道模型はきわめて精巧につくられていて見る者をおどろかせます。普通の鉄道模型はレールから電気をとりますが、ここでは架線からとっているという徹底ぶりです。列車の内部構造も本物を再現し、一切の手抜きを排しています。

鉄道関連資料の展示・解説も充実しており、鉄道ファンなら一度はおとずれたい博物館です。


▼ 注
原鉄道模型博物館