中国の環境汚染が深刻です。大気汚染に対しては PM2.5 対応マスクが必要です。
『ナショナルジオグラフィック 2017.7号』では、「傷だらけの黄河」と題して中国の環境破壊について報告しています。


中国には環境保護に関する規制が多くあるものの、それらは重視されず、めったに適用されない。地方の役人たちは経済成長に応じて報酬が与えられるので、環境目標よりも経済発展を優先させるのだ。


中国をながれる黄河は、数千年にわたって中国の「母なる川」でした。その意味では今でもかわらず、黄河およびその流域は中国の経済力の源泉になっています。

しかし今日の経済発展は「汚れた川」に黄河をしてしまいました。油田開発・鉱業・採石・石炭火力発電・非鉄金属工業・重化学工業などにより汚染物質が放出され、水質汚染・大気汚染・土壌汚染がすすみます。

一方で、自然保護区は機能していません。たとえば黄河河口付近の山東省東営(ドンイン)の写真が紹介されています。

中国の大気汚染は深刻であり、日本にまで悪影響をおよぼしていることはよく知られています。在中国日本国大使館は「中国における大気汚染に関する注意喚起」をしています。中国に渡航する場合にはもちろん、日本にいても PM2.5 対応マスクを用意しておく必要があります。


▼ 参考文献
『ナショナルジオグラフィック 2017.7号』日経ナショナル ジオグラフィック社、2017年6月30日