インプットするときにアウトプットを念頭におくと、インプットが充実します。

先日、ある会員誌(会報)に写真を投稿している人がこんな話をしてくれました。


会員誌に写真を投稿するようになってから、ものを見る目がかわりました。写真も、以前よりもいいものが撮れるようになりました。今まではただ撮っていただけでした。


この人は、一眼レフカメラをつかって約30年間写真を撮りつづけています。そして最近は、キャプションや解説とともに写真を投稿するようになりました。つまりアウトプットをするようになりました。

これとまったくおなじ体験をわたしもしています。わたしはおもにブログに写真をアップ(アウトプット)しています。アップすることを念頭におきながらものを見、撮るようにしています。

アウトプットすることを念頭において見るようにしていると観察眼はするどくなり、写真の腕もおのずとあがってきます。



 

このようなことは観察や撮影にかぎったことではありません。たとえば読書、見学、観劇、鑑賞、取材、旅行・・・。これらすべてがそうです。これらをするときに、アウトプットを念頭におくようにするとよいです。

たとえば本を読むときに、ブログなどに要点や感想などをアウトプット(アップ)することを念頭において読むと、ただ読んでいたときにくらべてはるかに理解がすすみます。人の話を聞くときもそうです。アウトプットすることを念頭において話をきくようにします。博物館や美術館や劇場などに行ったときもそうです。アウトプットすることを念頭において見聞きするようにします。旅行に行ったときも、旅行記などを帰宅したらアウトプットすることを念頭におきながらあちこちをまわるようにすると、たくさんのものが新鮮・鮮明にに見えてきます。あるいはテレビを見るとき、ウェブサイトを見るときもそうです。

すなわち情報を内面にインプットするときに、アウトプットを念頭においてインプットすると、インプットがおのずと充実するということです(図1、注1)。これは、誰にでもできる簡単なことですが重要なことです。

161212 念頭
図1 アウトプットを念頭においてインプットする


それほど努力をしなくてもこのような心をもつだけでインプット能力が急にたかまります。


▼ 注1
ただしインプットしたことのすべてをアウトプットする必要はありません。インプットしたことのなかから重要なことを選択してアウトプットすればよいです。