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ススキ(平行法で立体視ができます)

季節のメッセージを相手につたえるときには、たくさんのことをあれもこれもしめすよりも、シンボリックなサインをつかうと効果的です。

ススキといえば秋です。写真は、国立科学博物館付属自然教育園で撮影しました(注1)。平行法で立体視ができます。自然教育園にも秋がおとずれました。
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ススキ(平行法で立体視ができます)
ススキはイネ科ススキ属の植物であり、野原に生息する多年生草本です。秋の七草のひとつで、秋の月見のおそなえとして欠かせないものです。ススキの穂を動物の尾に見立てて尾花(おばな)とよばれることもあります。




ススキは秋のおとづれをつげます。ススキをしめすと秋のおとづれをつたえることができます(注2)。秋をつたえるときには、このような秋のサイン(目印や指標)をシンボリックにしめすと効果的です。

秋というのは実際にはススキだけでなく、ほかにも秋の植物があるでしょうし、あるいは気温・湿度・風・太陽光線など、さまざまな情報がくみあわさって秋になるわけです。しかしたくさんのことをあれもこれも書くよりも、シンボリックに秋のサインをしめしたほうがメッセージがつたわりやすいということはよくあります(図1)。

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図1 ススキは秋のサインである


図1は、秋に関するあらゆる情報のひとまとまりを球でモデル化し、そのサイン(目印/指標)がススキでであることをあらわしています。情報のひとまとまりのことは「ファイル」といってもよく、ススキは、ファイルの「アイコン」とかんがえてもよいです。

図1を一般化すると図2のようになります。

161108b サイン
図1 ファイルの仕組み


何かを相手につたえようとおもったら、それに関する情報を何でもかんでもしめすのではなく、シンボリックな「アイコン」(目印)をしめすと効果的なことが多いです。「アイコン」をうけとった人は、情報の本体についてそこから自由に想像をふくらませればよいのです。


▼ 注1
国立科学博物館附属 自然教育園
※撮影日:2016年10月29日

▼ 注2
情報処理的にいうと、感じることは情報のインプットであるのに対して、つたえることは情報のアウトプットです。「アイコン」を工夫しておもしろいアウトプットをしたいものです。

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