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カキ(交差法で立体視ができます)

実を見ると木を知ることができます。実は、木の目印(指標/インデックス)として役立ちます。

東京都杉並区にある善福寺公園サービスセンター・ミニギャラリーで「善福寺公園の木の実」展が開催されていました。「木の実をみて名前をあてよう」という企画でした。木の実を見ると樹木の識別(同定)ができます。

写真はいずれも交差法で立体視ができます。会場で撮影しました。
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マテバシイ



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イチョウ



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コブシ



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ユリノキ



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シロダモ



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ケヤキ



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フユサンゴ



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ポンドサイプレス



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スギ




公園をあるいていると、さまざまな樹木が生えているのはわかりますが、それが何の木なのか、識別(同定)はむずかしいことが多いです。葉や枝や幹を見ているだけだと木の名前がわからないことが多いです。

そこで今回のように木の実に注目するとよいです。木の実は、樹木の目印(指標 / インデックス)としてつかえます。「木は、その実によって知られる」ということです。

善福寺公園は、東京都が管理・運営する都立公園ということもあってか、実にたくさんの種類の木々が植えられており、またよく整備されています。今回の「木の実」展で、樹木の多様性をあらためて認識することができました。




木は、その実によって知られます。

また鳥は、その鳴き声によって知られます。人は、その言葉によって知られます。組織は、その成果によって知られます。つまり本体は、そのアウトプットによって知られるということです。実や成果をアウトプットとしてとらえなおし、アウトプットを確認・点検して、プロセシングやその前のインプットの状態を知ることが大切でしょう。


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