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ヒガンバナ(交差法で立体視ができます)
特徴的な赤い花が目立つ「お彼岸の花」です。花は、6枚のほそながい花被片、6本のながい雄しべ、1本のながい雌しべからなります。

ステレオ写真を立体視しながら見る力とわかる力、インプット能力とプロセシング能力の両方をきたえるとよいです。

ものを見るというはたらきには2つの段階があります。ひとつは眼が光をうける段階であり、もうひとつはその情報を処理して見たものが何であるかがわかる段階です。したがって対象をただ見ているだけでは本当の見る力(眼力)はつよまらず、見ることとあわせて対象を同定したり、その解説を読んだりする必要があります。

たとえば植物がすきだったら植物園にいってこのような練習をすればよいでしょう。

写真はいずれも交差法で立体視ができます。国立科学博物館付属 自然教育園 で撮影しました(注1)。
立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



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イヌショウマ
日本の固有種であり、関東地方から近畿地方にかけて分布します。山地や丘陵の樹木の下や沢沿いなどのややしめった場所に生育しています。



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カリガネソウ
雄しべと雌しべが花の上に弓形に大きくとびだしているのが特徴的です。ハチなどがやってききて受粉しやすい仕掛けになっています。



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キバナアキギリ
本州~九州のひくい山地の木陰などに生えます。花筒の雄しべに、もぐりこんだ昆虫の背に花粉をつける構造があります。



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ナンテンハギ
北海道~九州の山野に生える多年草です。花は、紫色の房状に集まります。



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ゴンズイ
実がわれて種子がでてきました。つかい道がなく役にたたないところから、同様に役に立たない魚とされるゴンズイになぞらえて命名されたといわれます。



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ツリフネソウ
ユニークな花を持ちます。横から花をみると、帆掛け舟がつりさげられたような形にみえることが名称の由来になっています。しめったところをこのみ、群落をつくります。



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 ツリフネソウの群落(自然教育園内の水生植物園)



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ミゾソバ
あさい水路や湿地などの溝に生えます。見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になりました。




自然教育園は来園者に対してとても親切な植物園です。ここへいくと、「見ごろ情報」という A4版の植物ガイドがもらえます。これを見ながら園内をまわれば、そのときどきの植物について理解をふかめることができます。

見る力とわかる力ををきたえるためにはよくできた場所あるいは施設を選択することも大切です。
 

▼ 注1
国立科学博物館附属 自然教育園
※撮影日:2016年9月30日

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