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コブシも満開になりました(平行法で立体視ができます)
ヒヨドリがかおりのよいつぼみや花をたべにきます。秋にできる実が握りこぶしに似ていることからコブシとよばれます。

ステレオ写真をつかって立体視をするときに、平行法と交差法とを交互におこなうと目線のアンバランスを改善することができます。

平行法では目線をひらいて立体視をし、交差法では目をよせて立体視をするので目線のアンバランスを解消し、目を調整することができます。写真はいずれも国立科学博物館付属・自然教育園(注)で撮影しました。

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>



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サクラソウ(交差法で立体視ができます)
サクラソウ科の多年草です。日当たりのよい草原にはえます。観賞用としても栽培されます。



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シャガ(平行法で立体視ができます)
アヤメ科アヤメ属の多年草です。人家近くの森林周辺の木陰などのやや湿ったところに群生します。



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ソメイヨシノ(交差法で立体視ができます)
ウメ、モモ、サクラの見分け方、知っていますか?(一般的にいって):ウメは花びらが丸く、花が枝から直接さいています。モモの花びらはとがっていて、葉の形は長い楕円形です。サクラの花びらは先が割れていて、長い花柄が特徴です。本州以南はウメ→モモ→サクラの順に開花、北海道では3種類が一斉にさきます。ソメイヨシノは花が終わってから葉が出る(花がさいている時には葉はでない)のでとても印象的です。(出典:日本気象協会)



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国立科学博物館付属・自然教育園(平行法で立体視ができます)


自然教育園は冬は植物マニア(?)しかいませんでしたが、桜が咲いたらたくさんの花見客が弁当をもってやってきました。あずま屋からの眺めは格別です。ただし飲酒は禁止されています。


▼ 注
国立科学博物館付属 自然教育園



撮影日:2016年4月1日

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