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日本科学未来館

日本科学未来館で開催されている原発事故関連のイベントに行くと福島第一原発事故を正確にふりかえることができます。


東京・お台場にある日本科学未来館(注1)で、イベント「Lesson#3.11 パネル展示:5年前、そして5年間に起きたこと」(注2)が開催されているので行ってきました。


開催期間:2016年3月5日(土)~2016年3月28日(月)
開催場所:日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー
参加費:無料
協力:福島中央テレビ


ワークショップでは、線量計(放射線の線量を測定する機器)を手にとってさまざまな物質の放射線を実際に測定してみました。つかった線量計は、文部科学省が東北地方各地にかしだしている高級モデルでした。


展示内容
1. 1000年に一度の災害と原発事故
2. 低線量被ばくの健康影響
3. エネルギーの未来
4. 福島の今
5. 次のハザードに備える



■ 水素爆発の様子を捉えた情報カメラ(提供:福島中央テレビ)

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誰もが目をうたがった光景。ここでもう一度、その生々しい映像をみることができます。福島第一原発事故での水素爆発の様子は福島中央テレビのカメラによって撮影されました。


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2011年3月14日11時01分の3号機が爆発



■ 風に乗って運ばれた放射性物質

放出された放射性物質はひろい範囲に風にのってはこばれ、環境を汚染しました。


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放出された放射性物質の顔ぶれ


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放射性ヨウ素の大気中濃度シミュレーション
(2011年3月12日9時00分〜24日8時50分、会場では動画が観られます。
データ提供:国立研究開発法人海洋研究開発機構、制作著作:NHK)


事故直後にもっとも大量に放出されたのは放射性キセノンでしたが、不活性ガスであるため、被曝の影響は他のものにくらべて無視できるとされています。

一方ヨウ素は、呼吸によって体内にとりこまれた場合は甲状腺にあつまる性質をもち、内部被曝を生じます。テルル132も、崩壊後はヨウ素132となるために甲状腺への影響が指摘されています。

半減期が30年と長いセシウム137は、人の手でとりのぞかないかぎりそこにのこりつづけます。

放射性物質をふくんだ空気と雨とがぶつかったとき、雨粒は放射性物質をとりこんで地面に降りそそぎます。それにより、高い濃度で汚染されたホットスポットとよばれる場所が原子炉からの距離とは関係なくいくつもつくられました。




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展示会場の様子
(平行法で立体視ができます)

立体視のやり方 - ステレオグラムとステレオ写真 - >>


本展をみると、被害がもっと大きくなっていた可能性が場合によってはあったことがわかります。そうかんがえるとぞっとします。