何かをまなぶときに、イメージでその分野をまずとらえて、つぎに言語で詳細を確認していくと理解が急速にすすみます。

こどもくらぶ著・高橋日出男監修『気候帯でみる!自然環境シリーズ』(少年写真新聞社)は、写真とイラストをふんだんにつかって気候帯について非常にわかりやすく説明しています。小学生むけの本ですが大人が見ても十分勉強になります。

本書にかぎらず多数の写真やイラストをつかって解説している本は、あたらしいことをまなぶときにとても役立ちます。何をまなぶにしても、イメージでまずとらえて、その次に言語(テキスト)でくわしく確認するという順序をふむとよいです。

イメージ → 言語
 
このような観点から、イメージをつかって説明をしている児童書は大変参考になります。わたしは、紀伊国屋書店や三省堂書店などの大型書店の児童書コーナーにときどき行くようにしています。あるいは図鑑や写真集やマンガもつかえます。サイエンスでしたら『ニュートン』(ニュートンプレス)がすぐれています。『ナショナルジオグラフィック』(日本語版/日経)もよいです。

このようなグラフィックな本や雑誌をつかって対象のイメージをとらえたら、今度は、百科事典なりそのたの参考書なりをよく読んで言語(テキスト)でくわしく理解していくようにします。こうした手順をふんだ方が情報のインプッットと記憶はよくすすみます。

イメージでとらえて言語で確認するという方法は、イメージをえがいて言語で表現するという方法に発展させることができます。プロセシングはイメージですすめ、アウトプットは言語でおこなうということです。
 
情報処理をすすめるためには、イメージを土台にして、それに言葉をのせていくという方法を採用するとよいでしょう。


▼ 参考文献
こどもくらぶ著・高橋日出男監修『気候帯でみる!自然環境シリーズ』少年写真新聞社、2013年
気候帯でみる!自然環境(シリーズ全5巻)



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