ステレオ写真をつかって立体視ができたら、対象だけに注目するのではなく、その空間のなかの遠近もしっかり見るようにします。

下のステレオ写真は平行法で立体視ができます。いずれもハワイ・ホノルル動物園(Honolulu Zoo)で撮影しました。

立体視ができたら動物だけに注目するのではなく、周辺視野をつかってその前後も見るようにします。近いところと遠いところの両方をしっかり見ます。普通の平面の写真とはちがい遠近が見えるのがステレオ写真のおもしろいところです。遠近もしっかり見ることは情報をインプットするときの重要なポイントのひとつです。


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Fennec Fox (フェネックギツネ, Vulpes zerda)


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Southern Ground Hornbill (ミナミジサイチョウ, Bucorvus Ieadbeateri)


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Serval (サーバル, Felis serval)


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Black Rhinoceros (クロサイ, Diceros bicornis)


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Lion (ライオン, Panthera leo)


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Tiger (トラ, Panthera tigris)


ホノルル動物園の面積は 0.17 k㎡ であり、日本の上野動物園(0.14 k㎡)とほぼおなじ広さです。しかし上野動物園では約400種類もの動物や鳥たちを飼育しているのに対し、ホノルル動物園は約220種類の動物や鳥を飼育しています。つまりホノルル動物園のほうが動物の密度は低いわけです。

ホノルル動物園に行ったけれど「ひろいわりには動物がいなかった」「1時間もあるいたのに動物があまり見えなかった」などという日本人もいるらしいですが、ここに来たら、日本にいたときの効率主義の生活から解きはなたれて、ゆったりとした気分になってみるとよいでしょう。木陰や芝生やベンチなどもたくさんあるのでのんびりすごすことができます。


▼ 平行法(パラレル法)をつかった立体視のやり方は下記サイトをご覧ください。

▼ ホノルル動物園

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