ステレオ写真をつかえば風景写真も立体視をすることができます。

写真 3a は平行法(パラレル法)をつかうと立体視ができます。ステレオグラムのときに2つの図の間に紙をおいて立体視をしたように、2枚の写真の間に紙(あるいは下敷き)をおいて見るとよいです。目印(補助点)として中央奥の山頂をつかって見てもよいです(注)。


IMG_3914_15

写真 3a 風景のステレオ写真(平行法)


何本もの山並みが幾重にもかさなっている様子が立体的に見えたでしょうか。左右2枚の写真が融合して立体的に見えたと感じてもすぐにはやめないでしばらく見つめているとさらにくっきりと見えてきます。

写真はヒマラヤ山脈(Himalayan Range)、中央奥にそびえる山は世界最高峰エベレスト(Everest, 標高 8848 m)です。タイ国際航空機(カトマンドゥ-バンコク便)から撮影しました。

立体視をすると、ヒマラヤ山脈はたった一本の山脈ではなく、東西にのびる何本もの山並みが平行にはしってできていることがよくわかります。このような地形あるいは構造はどのようにしてできたのでしょうか。地球科学の第一級の研究課題です。

このように普通の平面(2次元)の写真では見えないことがステレオ写真(3D写真)では見ることができます。

わたしたちは、平面の2枚の写真を融合させて立体的に(3次元で)見ることができるのです。立体視ができることは、わたしたち人間の意識のなかで情報処理がおこっていることをしめしています。


▼ 注:平行法(パラレル法)をつかった立体視のやり方は下記サイトをご覧ください。

▼ 関連記事
見る仕組みを知る - 藤田一郎著『「見る」とはどういうことか』-
3D世界を知覚する仕組みを知る - 藤田一郎著『脳がつくる3D世界 立体視のなぞとしくみ』-

自然の写真を立体視して眼力を高める - 栗田昌裕著『眼力を高めるパワード・アイ』-
立体視訓練で眼力を高める -『視力回復トレーニング ミラクル・アイ』-
立体視をして目をよくする 〜 栗田昌裕著『3D写真で目がどんどん良くなる本【動物編】』〜 
立体視の訓練をする - 明治時代からあった3D写真 -
3D 画像 をつかって奥行きの情報もインプットする -『恐竜3D図鑑』-

わたしたち人間は情報処理をする存在であることに気がつく
立体視をして情報処理の次元をたかめる
情報処理の場の次元を高めて最短距離を見つける
情報処理の次元を高める 〜『次元とは何か 0次元の世界から高次元宇宙まで』(Newton別冊)〜


Sponsored Link