ステレオグラムをつかって立体視をする方法は、ステレオ写真(3D写真)を立体視する方法としてもそのままつかえます。

写真 1a は平行法(パラレル法)をつかうと立体視ができます。ステレオグラムのときに2つの図の間に紙をおいて立体視をしたように、2枚の写真の間に紙(あるいは下敷き)をおいて見るとよいです。あるいは花の中央の黒点を補助点(目印)としてつかって見てもよいです(注)。


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写真 1a ステレオ写真(平行法)


3D(3次元)で見えたでしょうか。はじめは時間がかかるかもしれませんがしばらくすると見えてきます。ステレオ写真が見られるようになると視野がおおきくなり世界がひろがります。

写真の花はラン (Orchid: Aranda, Chao Praya Beauty)、シンガポール植物園(Singapore Botanic Garden)で撮影しました。



▼ 注:平行法(パラレル法)をつかった立体視のやり方は下記サイトをご覧ください。
立体視のやりかた - 3D 写真をたのしもう!-


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