問題解決のために必要な方法あるいは情報処理の方法のひとつとして取材法があります。これは、現場で情報を収集し、それを記録していく方法であり、フィールドワークの主要な部分をしめます。

取材法は従来は、新聞記者や野外研究者・野外実践家などがとりくむ方法でしたが、情報化時代をむかえた今日では誰にとっても必要な方法となりました。

この方法は、狭義では情報を取得する方法ですが、広義には取材にくわえてその記録法までをもふくみます。

人がおこなう情報処理の観点から取材法をとらえなおすと、情報収集(情報の取得)はインプット、記録することはアウトプットにあたります(図)。

150714 取材法
図 情報収集はインプット、記録はアウトプット 


情報収集(インプット)は見たり聞いたり味わったりすることであり、自分の感覚器官をすべてはたらかせて情報をうけとることです。

また記録するとはノートにメモをとったり、スマートフォンにボイスメモをふきこんだり、スケッチをしたりすることです。記録をするということは、自分の心のなかに一旦たくわえた情報を言葉や絵にして書きだすことです。このように、記録することはアウトプットすることである点を今回は強調しておきたいとおもいます。なおアウトプットされた記録のことをデータとよぶこともあります。



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