『アンネの日記』(注1)のアンネの「隠れ家」の模型(写真)が杉並区立下井草図書館に展示されていました(注2)。隠れ家の構造がよくわかりました。

IMG_2105


IMG_2095


IMG_2104

この模型は、オランダのアンネ・フランク・ハウス財団より寄贈されたものです。あわせてアンネ・フランク関連の本も多数展示してありました。

アンネの隠れ家については図面は本で見たことはありましたが、どのような構造や間取りになっていたのか、どのように隠れていたのか、今回、立体的な模型で実際に見ることができてはっきりわかりました。

立体模型は、構造あるいは全体像をつかむためにとても役にたちます



▼ 注1:アンネ=フランク著(深町眞理子訳)『アンネの日記』(増補新訂版)文藝春秋(文庫版:2003年4月、Kindle版:2014年6月)
『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年であった。その後1991年には、1947年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述(するどい批判精神や性のめざめなど)を復活させた「完全版」が出版された。そして、1998年にあらたに発見された5ページ分をくわえ、翻訳資料をさらに徹底させてこの『アンネの日記』(増補新訂版)が出版された。これはまさに「アンネの日記・決定版」といえる。