『ザ・シークレット』(注)の111ページには「事前に考えておくことがどれだけ重要か」と強調されています。つまり、未来のビジョンをあらかじめ明確にえがいておくことが重要です。

そしてそのうえで、現在を、よい気分になって生きる。すると、次々によい記憶が蓄積されてきます。これは、よくできた過去をつくっていく作業ともいえます。

つまり、(1)未来のビジョン→(2)現在を生きる→(3)記憶(過去)ができる、という順序です。すなわち、心の中では(1)未来 → (2)現在 → (3)過去、というように時間が流れます。これは物理的な時間とは正反対です。心は、未来から過去にむかって流れています。これは、普通の人々には受け入れがたいかもしれませんが、自分の心をそのように転換できたとき、あらたな次の段階にすすむことができます。さらに、自分の記憶を整理・再構築することも可能であり、もしこれができれば、心は改善され成長します。過去や記憶をすぎさってしまったこととしてとらえるのではなく、現在あるもの、現在の心の状態であるととらえなおすことが重要です。こうかんがえることができれば過去や記憶も改善できるのです。

その他、空白を埋めるように人や物・お金・情報があらわれることや、神話が、我を拡大する文明が出現する以前の、心と宇宙とが一体であった段階の様子をあらわしていることなど、非常に興味深いことがわかってきましたが、これらにつきましては後日あらためてほりさげたいとおもいます。


注: ロンダ=バーン著『ザ・シークレット』角川書店、2007.10.29。

DVDも、わかりやすくておもしろいです。