Googleマップの便利さは言うもでもなく、どこへでかけても自分がいる場所を知ることができ、地図を見ることができます。Googleマップは地図の世界に革命をおこしました。

今回おすすめするのは、Googleマップの機能のひとつである「マイマップ」です。これをつかえば、自分のための専用地図を簡単につくることができ、さまざまに活用することができます。


■「マイマップ」をつくる
手順は以下のとおりです。

1. Googleにログインし、地図をひらきます。
2. Googleマップの検索欄をクリックします。履歴の下に表示される「マイマップ」をクリックします。
 
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3. 「マイマップ」の「作成」をクリックすると、「マイマップ」ウインドウがひらきます。
4. 左上の「無題の地図」をクリックすると、入力欄がひらくので、「地図タイトル」と「説明」を入力します。「説明」は入力しなくてもかまいません。
5. 「無題のレイヤ」をクリックして、レイヤ名を入力します。
6. 検索欄に地名や建物名などを入力、検索して、それを地図上に表示させます。 

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7. 表示された緑色のポインタをクリックし、ポップアップの下の「地図に追加」をクリックします。これで「マイマップ」へ登録されます。

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8. Googleマップを普通にひらいて、検索欄をクリックすると「マイマップ」のリストが表示されるようになります。
9. 以上をくりかえしていけば、自分専用の独自な地図がつくれます。

「マイマップ」への登録はひとつずつ手動でもできますが、Googleドライブやエクセルのスプレッドシートからインポートして、たくさんのデータを一気に登録することもできます。



■ 事前に登録しておく
旅行先でたずねたい場所を事前にまとめたり、自宅や職場付近の飲食店マップをつくったり、ちかくに行ったときについでに寄り道できるようにあらかじめ登録しておいたり、さまざまに活用できます。

さらに共有機能をつかえば、移動経路入りの地図をブログやウェブサイトにはりつけることもできます。



■ 体験想起で旅をたのしむ
「マイマップ」は出かける前につくるだけでなく、帰宅後につくって活用する方法もあります。

出かけていって印象にのこった場所を「マイマップ」に登録しておいて、おりにふれて「マイマップ」を見なおし、それぞれの地点での体験を瞬時に想起するようにします

たとえば、その場所の目印となったイメージをおもいだします。何か まなんだことがあればその要点をおもいだします。

「マイマップ」は記憶情報を想起するためのインデックスとして利用できます。「マイマップ」にしめされた何カ所もの地点での体験を短時間でザァーッと想起すると、「圧縮体験」とも言えるおもしろいイメージ体験ができます。

このようなことをくりかえしていると、心のなかの整理が短時間ですすみ、自分の内面の見通しがよくなります

あたらしい旅のたのしみ方ができるのでオススメの方法です。



■ 特定の場所にむすびつけて記憶し、想起する
さらに、何か重要な事柄を学習し記憶したいときには、まだ行ったことがない場所にそれに関する本を持って行って、そこでその本を読んで理解し記憶します。その本の情報は、はじめておとずれたその場所の体験記憶として印象的に強烈に記憶されます。

そして、その場所を「マイマップ」に登録します。「マイマップ」でその地点を想起するたびに、その本と本の内容を想起することができます。「マイマップ」は情報インデックスとして利用できます。これは旅行先でもおこなうことができます。

すべての本についてこのような作業をする必要はありませんが、専門的な重要事項を記憶するときなどには有効です。



■ そのときの体験(記憶)にアクセスする
このように、どこかへ出かけたら、体験のひとまとまりを意識してつくるようにし、その目印あるいはインデックスとして、その地点を「マイマップ」に登録しておきます「マイマップ」を見て、その体験(記憶)に瞬時にアクセスできる仕組みをつくっておくと便利であり、アイデア発想のためにも役立ちます。